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No.89

兼元謙任、流転の海を泳ぐ
ホームレスだった社長が伝える「生きる愉しさ」

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 衣食住足り、宗教紛争などあらゆる戦禍がなく、自分の将来をほぼ自分で決められる現代の日本。 客観的に見れば、これほど幸せな国はないだろう。
 しかしながら、それでも国民の大半は自分を幸せだとは思っていない。テレビのニュースや新聞記事の大半はネガティブな情報で埋められ、国全体を閉塞感が覆っているかのようだ。そして、自ら命を絶つ人が毎年三万人以上もいる。
 これは、かなりおかしい。どうもっともらしい理由をつけても、国や会社や家族のため懸命に働いてくれた先人たちや、現にさまざまな困難に直面している発展途上国の人たちを説得することなど不可能だ。「甘えるのもいい加減にしろ!」と一喝されるのがオチだろう。

 そこでこの人の登場である。
 兼元謙任、四十二歳。いわゆるIT企業の社長である。
 兼元氏の歩んできた道のりを知れば、ほとんどの人は、衝撃を受けるはずだ。「幸せは身の周りにいっぱいある。今までそれに気づかなかっただけだ」「自分が運が悪い、不幸だと思っていたが、実は勘違いだった」と。
 事実、兼元氏の著書を読み、実際に会って話を聞けば、多くのことを学ぶことができる。そうか、こういう風に考えれば、物事はこういう風に変わるのか、と。目から鱗の連続になるだろう。

 

 兼元謙任の生き方は、多くの悩める日本人にとって、有用な羅針盤たりえる。肩の力を抜いて、本特集を読んでいただきたい。

●企画・構成・取材・デザイン・文/髙久 多美男
●写真/森 日出夫

 

● fooga No.89 【フーガ 2009年 夏号】

●A4 約80ページ オールカラー刷り
●定価/500円(税込)
●季刊
●2009年6月28日発行

 

おかげさまをもちまして、完売いたしました

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