Japanist 10号

第１章　日本の芯を知る

■対談　溝口 薫平＋中田 宏　人々は、「本物」を求めている。
偉大な日本人列伝　現実的な大風呂敷－後藤新平　高久 多美男
全国一宮探訪録　只管巡礼　明治神宮・寒川神社　佐藤 拓夫
子どもの笑顔は人類の財産　平井 慶祐

第２章　日本の新しい形

■日本の指導者に求めること　日本の伝統「天皇の正当な理解 その三」　田口 佳史
■新しい国づくりをしよう　「よい国日本」への新憲法を　山田宏
■日本の新しき指導者　地方自治のリアリズム 　森雅志（富山県富山市長）
■親子農業体験塾「志路・竹の子学園」物語　小さな善意が、新たな絆をつくる　木原 伸雄

第３章　日本文化の底力

■上松一條　魂の書　上松 桂扇
■ジャパニスト美術散歩　永遠に変わらぬものを　陶芸家　林 香君
■おとはしぐれか　写真で辿る山頭火の風景　高田 契

第４章　多様なニッポンを探る

■植物の力を信じて　倉持仁志
■学び舎探訪　より良い人生のために、一生ものの学びを。　悠学舎　森田 惠
■日本の風景　「学び」をまちの中心に・足利市　大竹 智浩
■旨い純米酒を求めて　大七
■Japanist ブックナビ

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  内閣総理大臣

  安倍 晋三 氏

  誇りのもてる国を再生するために。

  日本は伝統・文化・精神性・経済力など多くの面で世界の人たちの模範になれる国です。まずはそのことを正確に知ること。誇りのもてる国になるには、それが出発点です。
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  宮大工棟梁

  小川 三夫 氏

  日本人の職人魂が物づくり大国の原点。

  日本が物づくり大国になれたのは、日本の至るところに物づくりのお手本があったから。伝統的な日本の職人魂が今日の繁栄を築いたと言ってもいいでしょう。その原点を忘れないでほしい。
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  作家

  金 美齢 氏

  「日本精神」の伝道者役を。

  私はつねづね「日本精神は世界に誇れるメンタリティー」だと言ってきましたが、それを国民に知らせることはメディアの役割だと思います。『ジャパニスト』にそれを期待します。
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  建築家

  隈 研吾 氏

  建築で日本人の感性を世界に広めたい。

  建築家に必要な条件は、「その場所をどこまで尊敬できるか」。日本についてさまざまなことを知り、そして、愛着をもてるようになるための情報は、とても重要だと思います。
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  ジャーナリスト

  櫻井 よしこ 氏

  日本の保守本流を伝えてほしい。

  現代の日本人に必要な記事が、ひとつひとつていねいに掘り下げられ、美しい誌面に編集されています。これからもメディアの保守本流を目指して頑張ってください。
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  志ネットワーク代表

  上甲 晃 氏

  日本の良さがしみじみと伝わる。

  『ジャバニスト』は、手にしただけで、日本の良さがしみじみと伝わる不思議で魅力的な雑誌である。私の好きな「凛」の雰囲気を、静かに秘めているのがうれしい。
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  裏千家・大宗匠

  千 玄室 氏

  茶のこころは人類共通のこころ。

  相手に対し、自分のすべてを捧げるという「茶のこころ」は、世界のあらゆる問題を解くカギになると思います。日本人がもっているその心を世界に伝えることが、これからの責務と考えます。
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  伊那食品工業・代表

  塚越 寛 氏

  誇りのもてる国を再生するために。

  日本には独自の企業文化があります。それは、ただ利益を追うのではなく、社員や協力会社や地域社会の幸福を共に追求するということ。そのような企業文化をさらに広めてほしいですね。
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  登山家

  野口 健 氏

  日本のためにできることをする。

  それぞれがそれぞれの立場でできることをする…それがこの国を良くする最適の手段ではないかと思います。『ジャパニスト』でしかできないことを続けてください。
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  作曲家

  船村 徹 氏

  日本人の互いを思いやる心は世界のお手本。

  戦後の荒廃からみごとに立ち直った日本。世界の人たちから愛されている日本。今、日本人の多くは自信を失いかけていますが、日本人の豊かな情緒、互いを思いやる心は世界でも一級品です。
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  植物生態学者

  宮脇 昭 氏

  誇りのもてる国を再生するために。

  本物は現場にあります。日本固有の文化、いのちの森再生は、現場から生まれた知恵を大切にすることによって培われます。貴誌には現場を重視した編集方針を貫いてほしいですね。
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  財団法人日本野鳥の会会長

  柳生 博 氏

  たしかな未来は、懐かしい風景の中にある。

  今、さまざまな面で日本人がぐらついているのは、いにしえの時代から抱いてきた自然への感謝と畏怖の心を失ったから。だから、日本人の原点に回帰するための情報を発信してほしいな。
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  東海大学理事、副学長、柔道家

  山下 泰裕 氏

  「柔の道」は、人間の生きる道。

  嘉納治五郎先生が提唱された「柔の道」はまさしく人の道です。競技としての柔道を超えて、人の生き方を説いたのです。貴誌にはその理念を広く伝えてほしいですね。
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  作家

  渡部 昇一 氏

  日本人が見るべき｢虹｣を見せてほしい。

  戦後の日本人は偏った歴史教育により、日本人としての誇りをもてないでいます。歴史は見る角度によって大きく異なってきます。ぜひ、日本人に「虹」を見せてください。