多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2018.06.06
仕事の合間、浜松市の中心部を歩いた。一見して、緑が多い。街路樹は大切にされているようだ。幹だけを残して枝をバッサリ切るような無粋なこともしていない。とりわけ浜松城近辺の景観は、見事…
2018.06.02
浜松市の「市役所南」というバス停で降りると、一本の松がある。浜松城の目の前だ。近くに寄って案内板を見ると、家康が見方の合戦で武田信玄に完敗し、ほうほうの体で城に逃げ帰った際、鎧を脱…
2018.05.29
横浜美術館で開催されている「ヌード展」を見た。英国のテート美術館所蔵品で構成している。見始めてすぐ、ルノワールやボナール、マチスの作品が現れたため、「中盤以降、どういう展開になるの…
2018.05.25
銀座一穂堂で「齋藤翠恵の書川端康成に挑む」展が始まった。この個展の開催には、私も一枚噛んでいる。今年の2月、一穂堂の青野恵子氏の手引きにより、翠恵氏と会った。その時、彼女が以前書か…
2018.05.21
3週間くらい前、左脚親指の外側に異変を感じた。よく見ると、ぽつんと小さな突起があった。なんじゃこれ?と思って爪で潰そうとしたのがいけなかったのかもしれない。それから痛みが増してきた…
2018.05.17
わが家のネコ、うーにゃんが〝引っ張りだこ〟ならぬ〝引っ張りネコ〟である。このたび、三村邦久著『うーにゃん先生の持ち味コーチング』をフーガブックスより刊行した。うーにゃんが先生となり…
2018.05.13
4月9日、春の院展の最終日、ひとつの〝出会い〟があった。都合の許す限り、春と秋の院展に出向く。最近はマンネリ気味で、ふと「岡倉天心が目指したものはなんだったのか?」と思うことも少な…
2018.05.09
国会が19日ぶりに正常化する。日本は今、衆愚政治への道をまっしぐらに進んでいる。民主主義の最大の長所であり短所は、年齢制限は別として、だれにも等しく一票の権利があることだ。世の中が…
2018.05.05
フランク・ロイド・ライトという名を知ったのは、中学2年生の頃だ。サイモン&ガーファンクルの傑作アルバム『明日に架ける橋』の中に、「フランク・ロイド・ライトに捧げる歌」という地味な曲…
2018.05.01
とある理由から、香木についてのレクチャーを受けることになった。講師は、香料業界の一部上場企業で役員を務め、50代前半で退職し、新たなミッションに挑まんとする鳥毛逸平氏。市ヶ谷の弊社…

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