強き者を運命の女神は助ける
ラテン語の格言。この言葉の「強き者」を額面通りに解釈すると、現代ではブーイングを浴びるかもしれない。弱い者いじめだとか強者の論理だとか。
共産主義思想と正反対といってもいいこの格言の言わんとするところは、「努力し続ける者」「学び続ける者」に運がついてくるという意味だと思う。
実際、社会を見渡すとその通りになっている。
生活保護受給者が増える一方のわが国。この言葉の真意を考え、実行に移す政治家がそろそろ現れてほしい。みんな揃って破綻する前に。
(141028第90回)