代表者あいさつ

1987年４月、コンパス・ポイントは産声をあげました。

資金も事務所も設備も人脈もないまま、「いい広告を作りたい」という思いだけを武器に、広告業界に船出をしたのです。

時あたかもバブルの勃興機。 「斬新で独自性のある、おもしろい広告を作ってほしい」というクライアントの要望に応え、さまざまなアイデアを形にしてきました。

やがてバブルの宴は崩壊し、同業者の多くは場外へと去って行きましたが、 私たちにはより熱い思いと磨かれたセンスや技術、そして数々の実績が残っていました。

自分たちのスタイルで、プロの仕事をしようという信念を貫いてきた結果、いつしか一定の評価をいただくようになりました。

以来、『fooga』や『Japanist』という雑誌媒体を持つようになり、フーガブックスとして出版事業に事業範囲を広げることとなりました。

私たちのアドバンテージは、広告制作で培った企画・デザイン能力を用い、雑誌媒体の発行によって得た豊富な人的ネットワークを 活かしながら、社会に向けて、価値ある情報を提供することができるということ。

他の広告会社や出版会社と一線を画しているのは、その点にあるのです。

私たちが「伝える」ことによって、社会がいい方向へ進む……、そんな仕事を続けていきたいと思いを新たにしています。