夢見るビーズ
HOME > Chinoma > 夢見るビーズ

ADVERTISING

私たちについて
紺碧の将

夢見るビーズ

ガラスビーズとの出会いから45年。
ビーズを使ってオリジナルの世界を展開する、木曽康子の精緻なビーズワールド。
季節を彩る作品と共にご堪能あれ。(テキスト/木曽康子)

Topics

2022.03.15
中学生の頃であったか、世界史の授業で「キエフ」「ハリコフ」という地名が出てきて、どうしてか今でもキエフと言えば対でハリコフが出てくるのである。そんなに勉強熱心であったわけではないの…
2022.02.18
2月は色も無く静かな季節、でもその冷たい空気の中に、私はわずかに春の匂いを感じ取っている。待つことの希望に溢れた2月である。いつの間にか私の選ぶビーズの色も、ピンク、黄色、白、うす…
2022.01.17
一日の業を終えて、キッチン周りもすっきりした頃、私に突然睡魔が襲ってくる。食前と食後にも進んでしまうお酒のせいであろう。ベッドに入ってしまうにはまだ早く、8時を過ぎたばかりである。…
2021.12.17
クリスマスを待ち望む待降節(アドヴェント)に入り、教会の礼拝堂に飾られたクランツにも四本目のロウソクがまもなく灯る。今年の教会生活も自粛を余儀なくされ、会堂や玄関を飾るリースとクラ…
2021.11.15
「木曽さんは声がいいですね」。結婚して以来このような言葉を何人かの人から頂戴した。最初はわが夫であった。それから、ぽちっ、ぽちっと友人から。すごいのはタクシーの運転手さんから「奥さ…
2021.10.11
東京日比谷の帝国ホテルのエントランスロビーには、季節の花が大きく盛られ、ゲストを迎える「ロビー装花」として広い館内を華やかに引き締めている。ひと月ごとの入れ替えなのであろうか、いつ…
2021.09.14
1920年、バーナード・リーチは濱田庄司を助手として、イギリスの西端の小さな港町セントアイヴスに渡り、陶芸のための居を構えた。大きな二つの戦争の狭間にあり、激動の時代に、二人はいか…
2021.08.19
最近のこと、ほぼ時を同じくして私はこのChinomaサイトで二つの文章を見つけた。「ちからのある言葉」より、―わからないものをそばに置いておくことは大事―(岡本仁)という一節、もう…
2021.07.26
入院生活から戻ったら、キッチンのテーブルに大きなメロンが置いてあった。多分息子からの「お帰りなさい」のメッセージであろう。あとでお礼を言ったら、「ちょっと無理をしたけれどね」とはに…
2021.06.29
5日間の入院生活を経て、タクシーで降り立った我が家の庭先に白い夏椿が「お帰りなさい」と迎えてくれた。もうすでに地面にぽたぽた落ちているものもある。毎日休みなく自然は活発に生きている…

ADVERTISING

メンターとしての中国古典(電子書籍)

Recommend Contents

このページのトップへ