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紺碧の将

2015年の記事

2015.12.12
日本各地を訪ね歩き、その地に残る手仕事から生まれる民工芸品を愛した柳宗悦。哲学者であり思想家でもある彼は、名もない職人たちの手業こそ自然のありようだと、著書『手仕事の日本』の中で賛…
2015.12.09
秋から冬に変わるのは、あっという間だ。幾日か目を離していると、葉が色づき、おびただしい落葉が地面に重なっている。以前は冬の到来がたまらなく嫌だった。今でも好きではないが、前ほど嫌で…
2015.12.09
「千峯雨霽露光冷(せんぽうあめはれて、ろこうすさまじ)」という大燈国師の句に、白隠禅師が偈をつけた。それが、これだ。「君看双眼色、不語似無憂(きみみよそうがんのいろ、かたらざればう…
2015.12.06
ハンセン病療養所長島愛生園で患者たちに献身した、精神科医の神谷美恵子。彼女の40年にわたる膨大な日記は、生涯にわたって「生きがい」を希求し続けた軌跡である。その日記の一部を編纂した…
2015.12.05
時として、こういう奇跡が起こる。大久保利通、西郷隆盛、西郷従道、東郷平八郎、黒木為禎、山本権兵衛、大山巌……。この錚々たる面々が、ほんの狭いエリアにほぼ時を同じくして生まれたのだ。…
2015.12.02
自然療法の大家で知られる東城百合子女史の言葉だ。「天に合わせる」とは、天に従うということ。孟子の「天に順う者は存し天に逆らう者は亡ぶ」に通じる。一見、不都合に思えることや嫌なことは…
2015.11.29
久しぶりに家族で旅行をした。就職を来春に控えた娘に、「リゾートでも行こうか」と訊くと、「知覧へ行きたい」と返ってきた。娘が子供の頃は国内外のリゾートホテルを巡るのが楽しみだったのだ…
2015.11.28
マックス・ピカートの『沈黙の世界』がおもしろい。沈黙とは何か。ピカートは、沈黙を「人間の根本構造をなすものの一つ」だと定義する。何をこむずかしいことを言っているのだと思うかも知れな…
2015.11.25
知る人ぞ知る、現代の「サムライ」こと執行草舟氏の言葉だ。実業家であり、歌人でもある彼は、日本に唯一残る武士といっても過言ではない。小林秀雄や三島由紀夫らと交流をもち、彼らにして「本…
2015.11.24
ヒポクラティック・サナトリウムの帰り、修善寺に寄った。『Japanist』27号の「日ノ本の清談」で私と対談したお相手・新井幸江さんのご自宅に伺うためだ。新井さんは香りのコーディネ…

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