2016年の記事
2016.07.23
ヒトの遺伝子暗号を解読した分子生物学者の村上和雄氏は、その研究から、人間には計り知れない可能性が秘められていることを発見した。以前にも拙欄で取り上げたように、良い言葉がいかに体に良…
2016.07.23
亀の歩みという言葉があるが、めまぐるしく移り変わる現代にあって、『Japanist』の歩みは亀以下、ナメクジのようなものかもしれない。ようやく30号を重ねた。週刊誌であれば半年強、…
2016.07.20
日本初のヨーガ行者で心身統一法を世に広めた中村天風の言葉である。天風は、重度の結核によって弱くなった精神を鍛えようと、行き着いたインドで宇宙や生命の原理を体得し、悟りを開いたという…
2016.07.19
今年になってから、幼稚園や保育園を訪れる機会が増えた。そこで子供たちの姿を見ていると、無邪気でいいなあと思う。自分が無邪気だった頃のことはすっかり忘れたが、ひとり娘が無邪気だった頃…
2016.07.17
十四代将軍徳川家茂の正室、和宮の歌である。彼女は有栖川熾仁親王と婚約していたが、公武合体政策のため、なかば強引に将軍家に嫁ぐことになった。しかし、家茂のやさしさにふれ、思いのほか仲…
2016.07.15
今月末に行われる東京都知事選の立候補者が出そろい、公約が発表された。前回の轍を踏まないよう、入念に候補者を選ぶつもりだ。有力と言われる3人の候補者について書いてみたい。小池百合子氏…
2016.07.14
以前にも紹介した日本画家の堀文子女史の言葉。幼い頃から自然や生命の神秘に魅せられ、科学者になるという夢もあった彼女は、何ものにも縛られない絵の道を選んだ。大病に倒れた83歳のときに…
2016.07.11
『アンナ・カレーニナ』や『戦争と平和』などで知られるロシアの文豪、トルストイの言葉である。小説家であり思想家でもあったトルストイの作品は、当時から政治や社会に多大な影響を与えていた…
2016.07.11
まずは、山田宏さん、当選おめでとうございます。ほんとうに良かった。あとは思う存分、自民党も揺るがすほどの気迫で頑張ってほしい。典雅な劇を観た。横浜ボートシアターの『恋に狂ひて』(K…
2016.07.08
以前も登場した東洋思想研究家の田口佳史氏の言葉である。最近刊行した『40代から人として強くなる法』の中の一文。40代の人に向けた人生の指南書ではあるが、どの年代にも通ずる人生哲学書…