2017年の記事
2017.06.26
やわらかいタッチと優しい色使いを一目見れば、誰もがその人とわかる。児童画家であり絵本作家のいわさきちひろ。彼女が描く子供たちは、むじゃきな子供というより、おとなしい、ちょっとさみし…
2017.06.23
数回前にも登場した鈴木大拙の言葉をもうひとつ、紹介しておこう。著書『禅』には難解な禅の端緒が無数にちりばめられている。それゆえ、なんとなく禅がわかったような気になってしまう。勘違い…
2017.06.23
これまで、自分はなにを栄養にして生きてきたのか?いろいろあるが、はっきり言えることは、小学生の頃から親しんだ海外の文学とロックミュージックだ。そんな人間にとって、レコードは最良のテ…
2017.06.19
きっかけは人との“出会い”大音さんは宇都宮IC入口前に雑貨・おみやげなどの販売店「和音」を経営していらっしゃいます。並んでいる商品は一般的なおみやげ屋さんとは違い、特徴のあるものが…
2017.06.19
小説『大地』でピューリッツァー賞を受賞、後にその功績を称えられノーベル文学賞を受賞したパール・S・バックの言葉である。宣教師の両親の元に生まれ、中国で育った彼女は大の親日家でもあっ…
2017.06.19
銀座を歩いていたら人だかりがあった。みな、スマホを掲げて、なにものかを撮影している。近づいてみると、「銀座6丁目」という標識の上に乗って悠然としているネコだった。瞑想しているのか、…
2017.06.16
詩人であり、童謡作家であった北原白秋の詩集『白金之独学』より、「薔薇二曲」の一曲目。藤原道三作曲で歌われている。NHKの某子供番組で流れていたことで、広く知られたようである。なんの…
2017.06.15
なにを隠そう、私はボクシングのファンだ。事の発端は、たまたまテレビをつけたらファイティング原田とライオネル・ローズの試合が中継されていたことだ。1968年だから、9歳の頃。「たまた…
2017.06.13
西郷隆盛、木戸孝允と並んで「維新の三傑」と称された大久保利通。近代日本の立役者であり、日本史上最高の政治家であった大久保の、生涯にわたる方法論がこれだ。大久保が残した言葉ではないが…
2017.06.11
あれは1974年のことだった。深夜、たまたまテレビをつけたらワールドカップ西ドイツ大会の決勝戦の生中継が始まるところだった。西ドイツ─オランダ。自陣でゆっくりボールを回していたオラ…