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紺碧の将

2019年の記事

2019.06.15
ふたたび岡潔の言葉を紹介しよう。彼の本を開くと、宇宙に引き込まれるような感覚になる。数学者だからか、この世の真理をつかんだ言葉が多い。夜空にきらめく星々が言の葉になって散りばめられ…
2019.06.13
――とうとう自国のウイスキーが飲めなくなった。これは世界的な食料奪い合いの前兆だ。数年前、本欄にそう書いた。「山崎」や「白州」「竹鶴」「余市」など、国産ウイスキーメーカーの主な商品…
2019.06.10
古代ギリシャを代表する哲学者、ソクラテスの言葉を紹介しよう。彼自身は一文字たりとも活字として残していないのだが、弟子のプラトンによってその功績が残されたのは幸いだった。この言葉もプ…
2019.06.10
国力としての文化文化が国力になるということを、岡倉天心は本能的に悟っていた。天心の活動を振り返ると、そう思わざるをえない。国力とは政治力、経済力、軍事力の総合力だと思われがちだが、…
2019.06.10
西荻窪にある「OrganicCafeゆきすきのくに」は、民俗情報工学研究家であり料理家でもある井戸理恵子さんが店主をつとめる薬膳カレーが人気のお店。3年前、不思議な縁の巡り合わせに…
2019.06.09
――とうとう日本人はここまでひどくなってしまったのか。この哀れな街路樹を見て、愕然とした。先月、長野県のとある街で見た風景である。街路樹は幹だけを残し、枝という枝はすべて伐られてい…
2019.06.07
ときには慣用句もいいんじゃない?ということで一句。先の大戦で指揮官らがこの言葉を引用したということで、ネガティブな意味で捉える人も多いそうだが、それはあまりに早計ではないかと思う。…
2019.06.06
この本を読んだのは、まったくのアクシデントによる。『ロック・スプリングズ』などを書いたアメリカ人作家リチャード・フォードの作品だと思い、買い求めたのだが、どうも雰囲気がちがう。汗臭…
2019.06.04
来る日も来る日もディジーのブローチばかり作り続けていた。色のない冬が過ぎ、春色の世界に埋もれて気もそぞろに過していたら、今はもう新緑の季節であった。「あれっ、私は半年のあいだ何をし…
2019.06.04
彼の言葉をあげればきりがない。小林秀雄である。昭和を代表する知識教養人であり批評家だっただけに、小林の弁はときに耳に痛い。しかし、おそらく、そういう人こそ情に厚く、思いやりに長けて…

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