2019年の記事
2019.03.20
今年2月、100歳の長寿をまっとうして旅立った日本画家の堀文子さん。いのちを描き続けた彼女の言葉をふたたび紹介しよう。41歳で夫と死別して以来、一人で世界中の各地を旅しながら絵を描…
2019.03.19
高千穂神社の創建は今から約1900年前、垂仁天皇の時代とされているが、実のところ「不明」であるようだ。なんでもわかってしまう時代にあっても「不明」であり続けているところがなんともい…
2019.03.18
日露戦争に決着をつけた外交手腕さまざまな猛獣が棲むサバンナに迷い込んだシマウマ。明治維新後の日本をそう喩えることもできるだろう。強い国が弱い国をどのようにでも蹂躙できる、それが帝国…
2019.03.17
何度か紹介したことがある。『幸福論』でおなじみ、カール・ヒルティの言葉をふたたび。「幸福とは与えられるものではなく、自らが感じることだ」と多くの幸福論者は説く。なかでもヒルティは、…
2019.03.15
前回に続いて天岩戸神社の話題を。神楽殿(右写真)の中央奥に「天照皇大神」と大書された掛軸があり、その前に丸い鏡が置いてある。肉眼で見れば、とくだんなにも変わったことはない。しかし、…
2019.03.14
これほど大胆で壮大、しかも緻密な時代小説があったのか!この作品を読みながら、何度も唸らせられた。隆慶一郎が61歳のときに発表したデビュー作『吉原御免状』のシーンの数々は映像のように…
2019.03.11
初めて宮崎県を訪れた。『古事記』などで天孫降臨の舞台となっている高千穂へ行くためである。残念なことに、終日雨が降っていた。しかし、神域に降る雨はさらにそこを浄化するという。石に蒸し…
2019.03.10
ブラウン神父の推理短編シリーズで知られる、G・K・チェスタトンの言葉である。著書『正統とは何か』の中に出てくる。カトリックに改宗してからのチェスタトンは、世の中に流布する大衆的思想…
2019.03.10
個人と組織が成長するための「ラーニング」を提供し、サポートする、株式会社フォーラムジャパン代表の熱田二朗さん。果敢にチャレンジする姿に手を差し伸べる人が後を絶たず、幾たびの窮地も人…
2019.03.07
どんな斜陽業界にも本筋はある。そう思わせてくれるのが、江戸川区の書店「読書のすすめ」。店主の清水克衛氏は以前、『Japanist』でも紹介しているが、実際に自分で読み、いいと思った…