2020年の記事
2020.07.24
映画『ライフ・イズ・ビューティフル』のタイトルそのままを名言に。1997年に公開されたこのイタリア映画は、全世界に笑いと涙の感動をもたらした。第二次大戦中のユダヤ人迫害という重苦し…
2020.07.23
ポール・サイモンの『ひとりごと』に収録されている「君の天井は僕の床」の原題。サイモンの詞(詩)は、「サウンド・オブ・サイレンス」をはじめ、思考が深いうえ、韻を踏んだ音感がとても豊か…
2020.07.23
前回、孤独と孤立について書いたが、今回は成熟と老いについて。どうやらこの国ではアンチエイジングが行き過ぎたようで、成熟することも老化の一種とみなされているように感じるのは私だけだろ…
2020.07.19
臨床心理学者、河合隼雄の言葉を紹介。日本初のユング派分析家であり、箱庭療法をはじめとするさまざまな心理療法を日本にはじめて導入した河合。こころの問題を抱える人と対峙するとき、「人の…
2020.07.19
人は数値化できないものにも順位をつけたがる。そのひとつの例が、文学の世界ランキング。文学研究者がこぞって世界文学ランキングなるものを選出しているが、どのランキングでも上位に入ってい…
2020.07.19
友人から、孤独についてどう思うかと訊かれた。とりわけ髙久さんが言う「多樂」とはどういう関係があるのか、と。孤独については一家言ある。多くの選択肢のなか、自ら選んだ一時的な境遇として…
2020.07.18
「想像できることはすべて、実在する」あっぱれなほど自信に満ちた言葉である。平面に立体性を表現する手法として、キュビズムを確立した20世紀最大の美術家ならでは。この言葉にのっとれば、…
2020.07.16
この言葉は老子の一節で、世の中の創造論を展開しています。道は一を生じ、一は二を生じ、二は三を生じ、三は万物を生ず。万物は陰を負いて陽を抱き、沖気(ちゅうき)以(も)って和を為す。現…
2020.07.15
たび重なる〝実験〟の結果、自分にとって心地いい食事のスタイルを築いたと思っていたが、やはりときどきメンテナンスは必要だ。ふと、ブランチ(遅い朝食)の後、猛烈に眠くなるのは、体からの…
2020.07.14
箏奏者、和久文子さんの言葉を紹介。10歳で箏に出会い、19歳で箏の第一人者、沢井忠夫の演奏に衝撃を受け、のちに沢井夫妻の内弟子となった和久さん。独立後はプロとして新たな境地を切り拓…