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紺碧の将

2020年の記事

2020.02.12
取材のため、埼玉県行田市を訪れた。埼玉とは言っても北部、赤城山のからっ風が吹き渡る、だだっ広い平野部である。それと前後して、テレビ初放映の「翔んで埼玉」を見た。あまりのくだらなさに…
2020.02.10
世阿弥の『風姿花伝』より一文を。ある本に、「適齢期」の説明として世阿弥の「まことの花」が取り上げられていた。その本とは、佐治晴夫氏の『宇宙のカケラ』。適齢期とは、ある時期だけを指す…
2020.02.10
ダンスフロアを華やかに演出するライティングアートを中心に、エキシビジョンや東京ガールズコレクション、ディオール表参道のオープニング、「袋田の滝」など、数多くの照明を手がけてきた照明…
2020.02.09
山椒魚は悲しんだ。そう始まるこの短篇を多くの日本人が学生時代に読んだ(あるいは読まされた)。筆者もその一人だが、しかし内容は漠然としか記憶に残っていない。なんといっても短かすぎる。…
2020.02.08
昨秋から手がけていた書籍が仕上がった。タイトルは『FINDINGVENUS』、副題は「ガラスで表現する命の根源と女性性」。ヴェネチアと日本を拠点に制作を続けるガラス作家・植木寛子さ…
2020.02.06
『万葉集』巻六・1018、元興寺の僧侶が読んだ歌である。飛鳥に創建され、のちに平城京に移された元興寺は、朝廷の保護を受けた有力な寺の一つ。ここに博識で修行も十分に積んだひとりの僧侶…
2020.02.05
二月は色の無い季節である。春の訪れにはまだ遠いがその凛とした空気感が好きだ。 昨年秋、地面に移し替えた小さなライラックの木や、サンザシの小枝のあちこちがぷっくりと膨らんできている。…
2020.02.04
この言葉は論語の一節で、孔子が自らの人物像を表現したものです。その意味は、学問が好きで発憤して夢中になって食事も忘れ、その意を会得すると心から喜び楽しんで、心配事も忘れてしまう、そ…
2020.02.04
いろいろな城を見たが、私にとっての双璧は姫路城と安土城。前者は現存するものとして、後者は現存しないものとして。安土城を知らない日本人はいないだろう。あの信長が、自らを雲上人だと天下…
2020.02.03
アメリカきっての食の権威マイケル・ポーランの言葉を紹介。彼は、食と農、ガーデニングなど、人間と自然の共存について長きにわたり執筆を続けているジャーナリスト。人間は料理をする生き物だ…

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