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紺碧の将

2021年の記事

2021.03.19
いままでに2度、「ブラームスのピアノ協奏曲はどちらが好きですか」と訊かれたことがある。2度目に訊かれたとき、はて?どうしてそういう質問になるのだろうと思った。さほど深い意味はないの…
2021.03.19
共感できるところこれまで、マルクスの思想や社会主義思想、共産主義思想、そして斎藤幸平氏の解釈に反論することが多かったが、『資本論』には共感できることも書かれている。不公正にならない…
2021.03.17
資本家はすべて悪か?現行の労働基準法は、マルクスの思想をベースにつくられていると思える。工場の生産ラインなど、だれがやってもあまり変わりがない職種であればマルクスの主張もあてはまる…
2021.03.15
村上春樹氏の短編集『レキシントンの幽霊』の中の『沈黙』という短編で、この言葉を見つけた。主人公の「僕」が、取引先の「大沢」という誠実で物静かな男に「これまで喧嘩をして人を殴ったこと…
2021.03.15
資本主義は自然を壊す前回、『資本論』を援用した計画経済はあとかたもなく破綻したと書いた。その理由は、マルクスが人間という生き物についてまったく誤解していたがためだと。しかし、正鵠を…
2021.03.14
土地の警察署長クロード・レインズが、ハンフリー・ボガート扮するリックに言った言葉。意味は「君がいなくなると、ここも寂しくなるね」。I’llmissyouと言えば簡単だが、あえて「T…
2021.03.14
『資本論』の正と誤テキストに沿って、『資本論』の主旨をまとめていこう。まず、マルクスは「自然との物質代謝は、人間にとって永遠の自然的条件だ」と書いている。否、人間だけではない。地球…
2021.03.12
ボブ・マーリィはパッと見た目、ヘンなレゲエおじさん。しかし、父親は白人の英国海軍大尉であり、ジャマイカ最大の建設会社「マーリー&カンパニー」を経営していた人だったことからもわかるよ…
2021.03.12
このところ、斎藤幸平という若い経済思想学者がカール・マルクスの『資本論』をさかんに称賛している。私はこの書物を共産主義というイデオロギーのベースになった書物として長らく遠ざけてきた…
2021.03.10
「神田・神保町といえば、言わずと知れた<本の街>であり、そこに足を踏み入れたら、古書の闇と壁に吸い込まれそうなディープな世界が広がる」と物々しいイントロを試みてみたが、およそ60年…

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