2022年の記事
2022.03.15
中学生の頃であったか、世界史の授業で「キエフ」「ハリコフ」という地名が出てきて、どうしてか今でもキエフと言えば対でハリコフが出てくるのである。そんなに勉強熱心であったわけではないの…
2022.03.15
記憶は、五感とセットになって脳裏に刻まれていることが多い。香りや音や風景が、眠っていた記憶を鮮明に甦らせることはよくあることだ。1987年の創業当時、国民金融公庫から借りた200万…
2022.03.14
あるところで、名古屋コーチンの姿を間近で見た。はからずも、ちょっとした意識のギャップを感じた。というのは、名古屋コーチンといえば、精肉になって調理された状態でしか見たことがなかった…
2022.03.13
今でこそ当たり前に語られる「思いは形になる」という概念、おそらくこれは自己啓発書の原点とされる『原因と結果の法則』の著者、ジェームズ・アレンが自身の体験から導き出した法則にちがいな…
2022.03.10
『万葉集』に次のような歌がある。しきしまの大和の国は言霊の幸(さき)はう国ぞま幸(さき)くありこそ(この日本という国は、言葉の力によって幸せになっている国です。これからも平安であり…
2022.03.07
ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、落ち着かない。いまこうしている瞬間も、なんの罪もない人が犠牲になっているかと思うと……。戦争を始めたプーチンの言い分を聞いても、さっぱりわけが…
2022.03.06
前漢時代に活躍した政治家であり学者の賈誼(かぎ)が記した『過秦論』に、この言葉はある。中国春秋・戦国時代、6国を統治した始皇帝が築いた大国「秦」は、わずか15年で滅亡した。それに対…
2022.03.06
直訳すれば、「ネズミのプーチン、恥を知れ」。ネズミにはたいへん申し訳ないが、プーチンを動物に喩えると、こうなってしまう。それにしても、よくもここまで卑劣な男が一国のトップに居続ける…
2022.03.05
なんて大人っぽいのだろう!初めて聴いたとき、ハスキーで、しかもとろけるようにムーディーな声質に一発で魅了された。ジャケットの写真も大人っぽい。周りにいる女性たちは、みな子供っぽかっ…
2022.02.28
染色家の志村ふくみさんの言葉である。随筆集『語りかける花』の中の「光の根」というエッセイにあった。染織に一生をささげ、植物の声をひとことも漏らすまいと耳をすませる志村さんだからこそ…