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紺碧の将

2022年の記事

2022.09.12
最近、身の回りのあらゆることが輝いている。と書くと、いかにも宗教的だが、けっしてそういうものではない。輝いて「見える」のではなく、輝いているように「思える」のだ。自然の風景はもちろ…
2022.09.10
本書を読み、かつて村上龍氏が語った次の言葉が脳裏によみがえった。――才能とは欠損である。村上氏はダニエル・タメットのような人を想定してそう語ったわけではないだろうが、まさに障害は才…
2022.09.07
アメリカの作家レイモンド・カーヴァ―の作品の中に『大聖堂』という短篇小説がある。多くの短篇はどれも優れた佳作揃いである。ちょっと不仲な夫婦の何気ない日常、その中に差す一条の淡い光、…
2022.09.05
成田空港に近い、とある所に写真のような巨大な建物がいくつも建っている。はじめは物流倉庫かと思ったが、どうも雰囲気がちがう。近くに高速道路のインターはないし、そもそもこの建物、ほとん…
2022.09.05
染色家の志村ふくみさんの文章が好きで、一冊一冊なめるように読んでいる。これは『語りかける花』の解説者、藤田千恵子さんの解説の一文である。冒頭がこれだった。ドキッとした。はたして自分…
2022.09.04
自分らしくない選曲だと思っている。よりによって「死と乙女」だなんて。私は死に取り憑かれているわけではないし、乙女にも惹かれない。しかも、この作品はとことん暗く、重苦しい。ただでさえ…
2022.09.02
ドアーズのジム・モリソンは、嵐のように人生を駆け抜け、数々の名作品を残した。あまりに純粋だったがゆえ、人間性を整形化する現代に生きるにはつらかったにちがいない。バンド名はオルダス・…
2022.08.31
20世紀、小説の中心地はアメリカへ移った。その先導者がスコット・フィッツジェラルドでありアーネスト・ヘミングウェイであった。『グレート・ギャツビー』はフィッツジェラルドの代表作であ…
2022.08.30
随筆家、評論家の若松英輔氏の言葉。著書『言葉の贈り物』にあった。「信と知」という随筆で、「信じる」ことと「知る」ことの間にある危険性を説き、真の信というものを紐解いている。唸り、う…
2022.08.29
名古屋駅から歩いて約15分、「ノリタケの森」という素晴らしい文化の森がある。その名のとおり、株式会社ノリタケカンパニーリミテドが運営する施設である。約34,000平方メートルの敷地…

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