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紺碧の将

2024年の記事

2024.11.21
知勇をめぐらす傑物が群雄割拠した戦国時代、最終的な勝者になるのは天文学的な確率であろうが、それを仕留めたのは、家康であった。そんな家康の真骨頂が、この言葉に表れている。曰く、負けを…
2024.11.19
時代小説の名手・乙川優三郎は、2013年に発表した『脊梁山脈』以降、現代文学を書き続けている。乙川の現代文学には特徴がある。主人公が小説家・編集者・翻訳家・同時通訳者・装丁家・コピ…
2024.11.18
日本の長い歴史上、最大の危機は、ポツダム宣言受諾後からサンフランシスコ講和条約によって主権を回復するまでの約6年間だったということに異論を挟む人はほとんどいないだろう。その6年間の…
2024.11.16
神戸を訪れたのは何年ぶりだろう。『扉を開けろ』の取材以来だから8年ぶりくらいになるだろうか。地元に在住する人から、「新神戸駅の近くからロープウェイに乗ってハーブ園へ行かれるといいで…
2024.11.09
千葉県の形をした「チーバくん」というキャラクターがある。過日、車でチーバくんの耳から背中をなぞってつま先まで走った。理由はふたつある。ひとつは、乙川優三郎の作品に、しばしば房総、と…
2024.11.08
明治から昭和初期にかけて活躍した歌人・与謝野晶子。当時タブーであった女性の官能を鮮やかに描いた『みだれ髪』や、軍国主義の風が吹き始めた時代に『君死にたもふことなかれ』を発表するなど…
2024.11.04
乙川優三郎の初の現代小説『脊梁山脈』にこの言葉が引用されている。終戦間もない頃、廃墟となった東京で、あやしいカストリ・バーを経営して逞しく生きる女性が、突然豊かになって無聊をかこつ…
2024.11.03
本書には小泉さんの怒りが渦巻いている。「日本人というのは、昔から主に魚を食し、雑穀根茎、陸稲水稲を食うという食生活を何千年にもわたってつくりあげてきて、その食文化の範囲の中で生きて…
2024.11.02
前回、飛鳥山公園(旧渋沢庭園)へ行ったことを書いたが、主な目的は渋沢史料館であった。渋沢栄一について詳しい説明は不要だろう。若い頃は過激な尊王攘夷派で、実際に幕府の要人を暗殺しよう…
2024.10.27
今回は工芸家について。JR王子駅南口に隣接した飛鳥山公園がおもしろい。渋沢史料館を目当てに行ったのだが、歴史好きもアート好きも家族連れも楽しめる。渋沢史料館は次回に回すとして、北区…

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