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紺碧の将

2024年の記事

2024.02.06
事業家として成功を収め、政治家・外交官でもあり、物理学者・気象学者でもあるベンジャミン・フランクリンは、多彩な才能をもつ人特有の名言で後世の人間たちに深い示唆を与えてくれる。上掲の…
2024.01.31
家康はよくいえば質実剛健、悪くいえば吝嗇、いわゆるケチで知られている。それまで天下人だった秀吉が贅の限りを尽くしていたから余計に際立つ。もちろん、彼の性分なのだろう。が、それだけと…
2024.01.30
2022年7月に書き始めた歴史小説がもうすぐ刊行となる。タイトルは『紺碧の将』。400字詰原稿用紙に換算して約1400枚、750ページに及ぶ長編である。テーマは「徳川家康の平和国家…
2024.01.27
いつ頃からか覚えていないが、休日という概念がすっかりなくなった。普通のサラリーマンであれば、土日が休みでそれ以外は仕事という意識なのだろうが、私にはみじんもない。年末年始さえ休みと…
2024.01.21
タイパという言葉がある。タイム・パフォーマンス(時間的効率)の略だ。コスパ、モラハラ、カスハラなど、やたら略語が目立つこの頃だが、それはいいとして……、問題はその中身である。業務に…
2024.01.15
「なんなのだ、この句集は!」読み進めていくうち、戦慄が走った。気に入った句や気になった句に付箋をつけていたのだが、気がつくとほとんどのページに付箋が貼ってあった。これでは付箋の意味…
2024.01.14
NHKの番組(NHKアカデミア)で久石譲氏が語った言葉。この番組は、久石氏がオンライン形式で音楽家の卵たちに講義をするというもの。講義の後、ある学生から「音楽を仕事としてやっていく…
2024.01.13
あまり馴染みのないエリアで飲むとき、どこに行こうかと迷うことがある。うまくいくこともあれば、失敗することもある。あらためて、思う。手っ取り早く情報を集めようとすると失敗すると。例え…
2024.01.09
それはそれは猛り狂った龍であった。なにゆえ元日にこれほど巨大な地震を?なにゆえ救援物資を届けようとする海保機と日航機が衝突するのか?わけがわからないうちに2024年の2日が過ぎた。…
2024.01.04
隠れた名著といえば、辞書の類を挙げなければならない。白川静の『常用字解』はその最たるものだが、ここで紹介するのは書家におなじみの『新書源』。1393ページもある大著だが、ずっと眺め…

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