2024年の記事
2024.07.02
いまほどこの言葉が心に突き刺さる時はない。ロシアによるウクライナ侵略、ガザ紛争、そして遠からず起こり得る中国の台湾侵攻のほか、北朝鮮の暴発も懸念される。人類史が始まって以来、この惑…
2024.07.01
紀元1世紀後半、ローマ帝政時代に生きた哲学者エピクテトスの言葉。エピクテトスは奴隷という出自に加え、不自由な体、国外追放処分、不安定な収入(塾の講師だった)など、理不尽の塊ともいえ…
2024.06.29
知人から面白いものをもらった。バランステック京都(下駄ラボ)が製造している一本歯の下駄である。カタログに「スポーツ科学」✕「日本の伝統技術」とあるように、昔からある下駄という履物に…
2024.06.23
近年、食事の回数を減らす健康法が定着した感があるが、それを最初に提唱した〝元祖〟が石原結實氏であり、その代表作が本書である。石原氏はもともと西洋医学を学び、医師になったが、独自の療…
2024.06.22
電通本社に隣接したカレッタ汐留で、「コレって広告?!展」が開催されている。西洋の文化が入ってきた時代の「赤玉ポートワイン」のポスターや東京オリンピックの亀倉雄策のポスター、あるいは…
2024.06.21
このような意味を含んだ箴言は枚挙にいとまがない。それほどゆるぎない真理といえる。まさにローマは一日にしてならず。地道に一歩一歩前へ進まなければ、遠い目的地にたどり着くことはできない…
2024.06.15
拙著『紺碧の将』でも、肥前名護屋城が秀吉の朝鮮出兵の拠点だったと書いている。ただ、いかんせん場所が遠く、現地を見ていなかった。その他の大半は現地を見て歩き、リアリティーをつかんだ上…
2024.06.09
しばしば「無人島に一冊持っていくとしたらなにを選ぶか」という設問を目にする。現実に無人島に行くことはありえないと思いながら、頼まれてもいないのにあれこれ考えてしまう。最近、「これか…
2024.06.07
今回は逆説的な意味で上掲の言葉を選んだ。ジョン・バースの超大作『酔いどれぐさの仲買人』に出てくる。これぞ西洋人の思考法!(もちろん、全員とは言わないが)。とにかく人間中心なのだ。万…
2024.06.06
掲出の言葉は、2度目の登場。ある意味、掟破りをしているのだが、そうまでする理由がある。折につけ、この言葉を噛み締めたいのだ。目標に向かって何かをやり続けているとき、必ず大きな壁に直…