人の数だけ物語がある。
HOME > Chinoma > インタビューブログ【人の数だけ物語がある。】 > やるべきことをした人間に、果報は来るのです

ADVERTISING

私たちについて
紺碧の将
Interview Blog Vol.05

やるべきことをした人間に、果報は来るのです

A・ファイナンシャルプランナー山崎敏文さん

2017.06.05

山崎敏文さん

頑張らない人間に運は来ない

山崎さんは東京海上日動の代理店として事務所を構え、アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナーの資格を持ち、保険のみならず幅広い活躍をしていらっしゃいます。この仕事を選んだ理由をお聞かせください。

 昔から目指していた仕事ではないのです。ほんとに偶然の出会いで今に至っています。

 それまではスポーツクラブを経営する会社に約20年勤めていましたが、倒産してしまいました。40歳半ばの頃です。さあどうしようかなと考えていたところ、今の仕事を紹介してくれる人がいたのです。会社の保険を担当していた代理店の人で、それまでも仲がよかったのです。

 他にもいろいろな人から声をかけてもらったのですが、どれもピンとくるものがありませんでした。決定的だったのは、ずっとその人の仕事を近くで見ていたことです。自分が働いているイメージがしやすかったので、この仕事なら将来やっていけるかもしれないって思いました。

実際にその仕事が始まって、どうでしたか。

 営業なんてやったことがなかったので、不安でしょうがなかったです。でも不安を感じる暇がないほど無我夢中で仕事をしました。自信がないからこそ、人一倍努力をしなければ、その不安からは逃れられません。

大変な努力をされたと思います。だからこそ仕事も軌道に乗ったわけですね。

 努力もしましたが、運がよかったと感じることもありますよ。紹介してくれた人はたまたま前の職場で仲が良かった人で、元々個人的なつながりはなかったですし、年齢的にもちょうどよかったと思います。

 もっと若い頃の自分なら選んではいなかったでしょうし、もっと年をとっていても無理だったでしょう。人生において、運というものは成功するための大きな要因の一つだと思っています。

 ただ、これだけは確実に言えることがあります。頑張らない人間に運は来ません。やるべきことをした人間に果報はくるのです。

信頼を得るということ

仕事に対するこだわりはありますか。

山崎敏文さん 第一にスピードです。とにかくお客様を待たせないこと。問い合わせにはなるべくその場で答え、答えられないときでも確認に時間をかけたりしません。できる限りすぐに対処します。だから基本的には24時間体制です。夜中の対応はそうそうあるものではありませんが、それでも年に数回はあります。0時過ぎに現場に行って対応したころもあります。対応できるかぎりはお客様優先です。

 そしてお客様の期待を裏切らないこと。私の新規のお客様はほとんどが既存のお客様からの紹介です。紹介してくれた人の顔に泥を塗るようなことは絶対にしてはいけません。

 だから常に緊張感をもって仕事をしています。慣れてきたからといって流して適当な仕事をするようになったらおしまいです。

ではこの仕事の醍醐味を感じることはありますか。

 それはもうお客様のトラブルが解決した時にお礼を言ってもらえたときですね。「もうずっと離れないよ!」とか「安心しておまかせできます」と言われると本当に嬉しい。お客様からの信頼の表れですから。

 ただし、その信頼を得るためには知識と人脈が必要ですよ。

プロとしてあるべき姿

仕事をする上で必要だと感じることはありますか。

 自分から敵を作らないことです。同業者も含めて、周りと一緒に繁栄を目指すことですね。自分一人だけが良ければいいという考えでは、結局良くならないことが多いと思います。

 ただ、それがわかるようになったのは10年前くらいからです。「衣食足りて礼節を知る」という言葉があるように、ある程度自分が仕事をできるようになったので周りが見えてきたのだと思います。

山崎さんにとってこの仕事は天職だと思いますか。

 思えば今までは他人のアドバイスに従って歩んできました。例えば進学も両親が決めたところにしましたし、基本的に自分がこれをやりたいと言うものがないのです。自分で決めたことと言えば唯一、スポーツクラブの仕事だけでした。

 今の仕事も、どうしてもやりたいからやっているわけではありませんから、天職というのはどうでしょうか。

 ただ、仕事ですから「やりたい」「やりたくない」にかかわらず、できる限り一生懸命努めるのは当然のことです。順応性はあるほうだと思っていますから、この仕事に限らず、なんでもやれる自信はありますよ。

仕事の内容にかかわらず、今ある環境の中で精一杯にやるべきことをやってきたからこそ、今の山崎さんがあるわけですね。

 先ほども言いましたが、20代の頃に紹介をされていたらこの仕事は選ばなかったと思います。旅行にも行けないし、彼女とデートしてるときだってお客様からの電話に出て対応しますからね(笑)。

 “楽しい”仕事かと言われれば、そこまでではないですよ。どちらかと言えば、スポーツクラブの仕事の方が好きなくらいです。

 ただ、プロとして仕事をしている以上はとことん真面目にやる。そうすれば必ず結果はついてくるものですから。

 あと何年やれるかわかりませんが、ずっと仕事で人生終わってしまうのも淋しいですし、引退後は好きなテニスをして過ごしたいですね。

INFORMATION

事務所のスタッフは全員ファイナンシャルプランナーの資格をもち、保険の見直しや相談に親身に応じます。いざという時、頼りになる存在として、お気軽にご連絡ください。

 

【FPステーション有限会社 TOKIOエージェンシー】

〒320-0843 栃木県宇都宮市花園町17-12 ヒロビル3F

TEL.028-639-0078

E-mail tokio88@moon.ucatv.ne.jp

東京海上日動火災保険株式会社 代理店/東京海上日動あんしん生命保険株式会社 代理店

【記事一覧に戻る】

ADVERTISING

メンターとしての中国古典(電子書籍)

Recommend Contents

このページのトップへ