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未来ではなく、つねに現在のことを考える

河江肖剰

 NHKの「ACADEMIA」という番組で、エジプト考古学者の河江肖剰氏が語った言葉。視聴者から「今、考古学を学んでいますが、友だちから、考古学を学んで将来どうするのと聞かれることが多い。若い頃、河江さんは考古学を学ぶことについて、どう考えていましたか」と質問され、上掲のように答えた。「将来◯◯になりたい」ではなく、「今、◯◯したい」「今、◯◯へ行きたい」という気持ちを大事にすればいいと。

 

 一般的には、将来の目標を定め、それに向かって一歩一歩進むことが大切だと思われている。大谷翔平がそうであったように。

 しかし時と場合によっては、将来を考えすぎてしまうと、自分が本心からやりたいことではない道を選んでしまうこともありえる。どっちが有利かとか、どっちが安定しているかなどと考えることがあるからだ。

 それより、ただそれが好きだからやる。そんなシンプルなことが大切なのかもしれない。

(250103 第871回)

 

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