長い一日の終わりに良い本が待っているとわかっているだけで、その一日をより幸せに過ごすことができる
キャスリーン・ノリス
アメリカの作家、キャスリーン・ノリスの言葉を紹介。彼女の詳細についてはあまりわかっていない。最近手に入れた『書物のある風景』という知的な美術書にこの言葉があった。数ある名画には読書する人や風景の中に本が描かれた作品は多い。眺めているだけで、知的好奇心がゆさぶられる。
一日は朝に始まり、夜に終わる。
繰り返し訪れる日々が、いつも良い日だとは限らないし、悪い日だとも限らない。
ついてる日もあれば、まったくついてない日もあるのが人生。
誰のもとにも訪れる一日を、良い日にするかしないかは自分次第。
読書や音楽鑑賞、映画鑑賞、日曜大工や料理、裁縫などの手仕事、絵を描いたり楽器を奏でたり、家族との団らんなど、何を楽しみ喜びとするかは人それぞれ。
長い一日の終わりに、喜びが待っていると考えるだけで、一日中ハッピーに過ごせることは大いにある。
後に控えている楽しみは、生きるエネルギー。
人がどう思おうと、その喜びは自分だけにしかわからない。
それでいいじゃないか。
小さな喜びが待っている毎日は、何ものにも代えがたい、大きな幸せになるのだから。
あなたの一日の終わりには、どんな喜びが待っていますか?
(181102 第485回)