いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
Topics
ヴィクトール・E・フランクル
ナチスの強制収容所から生還した精神科医ヴィクトール・E・フランクルの言葉をひとつ。名著『夜と霧』からの抜粋である。1940年代の最も過酷で凄惨な戦禍を生き抜いた彼からすれば、現代は幸福を絵にかいたよう…
エミリー・ディキンソン
アメリカ北東部、ニュー・イングランド生まれの詩人、エミリー・ディキンソンの詩の一節である。生前はわずか10篇を世に出しただけで、ほとんど知られることのなかった無名の詩人は、没後発見された1700篇以上…
宮本武蔵
宮本武蔵による兵法書『五輪書』の中の至言をひとつ。あまりに有名だから、知っている人も多いはず。伝説のバンド、クイーンのヴォーカル、フレディー・マーキュリーも日本の付き人に『五輪書』のことを訊ねたことが…
山頭火
放浪の詩人、種田山頭火の人生の基本原則はこれだったらしい。裕福な家庭に育った山頭火の心の内には、幼少期に体験した母親の自殺がずっと暗い影を落としていたという。俗世で味わった空虚感も放浪の旅で満たされた…
E.T.A.ホフマン
「くるみ割り人形」でおなじみ、ドイツの作家、エルンスト・テオドール・アマデウス・ホフマンの言葉だ。作曲家、音楽評論家、画家、法律家と、さまざまな顔をもつホフマンが多彩な才能を開花させたのは、やはり自ら…
イチロー
全米を沸騰させたアメリカ大リーグ、エンゼルスの大谷翔平選手の熱いシーズンが終わった。最終戦で46号先頭打者本塁打を放ち勝利に貢献。誰もが認める彼の大活躍の裏には、想像を超える努力がある。そのことを誰よ…
カール・ヒルティ
世界三大幸福論を唱えた一人、カール・ヒルティの『幸福論』からひとつ。幸福の定義を取り上げてみた。ヒルティは幸福になるための方法を具体的に紹介したことで世界中の人々を魅了した。その第一部の最初の項目が「…
皆川明
日本のファンション業界では最も早くSDGsに取り組んだのではないかと思うファッションブランド「ミナペルホネン」。その代表でありデザイナーの皆川明氏の人生哲学が詰まった『生きるはたらくつくる』にこの言葉…
アンドレ・ジッド
ノーベル賞作家、アンドレ・ジッドの言葉である。厳格なプロテスタント教育を受けたジッドは、『背徳者』や『狭き門』などの作品にもその影を色濃く落とし、自身は同性愛者であることを『一粒の麦もし死なずば』で告…
イギリスのことわざ
イギリスの諺(ことわざ)だそうな。諺というのは先人たちの知恵の結晶である。どの国にも古くから伝わる諺があって、時に励まし、時に叱咤しながら後世の人々の足元を照らしてくれる。この諺も、かつて生きたイギリ…