いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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谷川俊太郎
詩人、谷川俊太郎氏の『芝生』の一節である。友人だった茨木のり子さんの著書『詩のこころを読む』によると、これは谷川氏が40代に書いたものらしいが、本人はどうしてこんな詩を書いたのか、と後になって驚いたと…
『日日是好日』より
「毎日がよい日。」ベストセラーとなった森下典子さんの『日日是好日』から抜粋した。お茶の武田先生のセリフである。狭い茶室の空間で、大きな宇宙を味わう茶湯。そこには生命の根源に立ち返るような、「今」という…
サミュエル・ベケット
『ゴドーを待ちながら』で知られる劇作家・小説家のサミュエル・ベケットの言葉だ。ノーベル文学賞を受賞しているベケットは不条理演劇を数多く残したことで知られるが、不条理というこの世の負の部分を表現した作…
メイソン・カリー
161人の偉人たちの習慣をまとめた『天才たちの日課』の著者、メイソン・カリーが「はじめに」で語っていた言葉だ。日々の過ごし方は著者本人が悩んでいたテーマ。最高の仕事をするために、創造性を高め生産性をあ…
クワイ=ガン・ジン
映画『スター・ウォーズ』のアニメヴァージョン『クローン・ウォーズ』の中で、ジェダイマスターのクワイ=ガン・ジンが「声」となって言った言葉だ。『スター・ウォーズ』は禅の教えに通じるストーリーだと誰かが言…
問い
「ちからのある言葉」というより、問いかけである。〇〇には、今やっていることを入れてほしい。出どころは、読売新聞の「時代の証言者」というインタビュー記事。語り手は、バレリーナの森下洋子さん。あるときのリ…
伊集院静
新社会人、新成人へエールを贈りつづける伊集院静氏の著書『贈る言葉』に度々でてくる言葉だ。悩むのは若者だけじゃない。老いも若きも、迷い、悩み、自分自身やゆく道を見失いそうになるときはあるものだ。ニンゲン…
大谷翔平
ベーブ・ルースの再来と言われる、米大リーグ・エンゼルス、大谷翔平選手の言葉だ。投げてよし打ってよしの二刀流は、もはや当たり前。走塁でも見せ場をつくる三刀流で世界を沸騰させる掟破りの若者は、日々豪快なプ…
土井善晴
日本の家庭料理の第一人者であった料理研究家の土井勝氏の次男で、同じく料理研究家の土井善晴氏の言葉である。スイスとフランスでフランス料理を学び、のちに日本料理に転身した土井氏は、家庭料理こそ料理の基本と…
武田信玄
「風林火山」で知られる戦国時代最強の武将、武田信玄の言葉だ。信玄が戦国最強の武将になれたのは、一にも二にも、この言葉どおり最も人を大切にしたからだろう。これにならって、のちに長い太平の世を築いたのが徳…