いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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荀子
孟子と並び称される、孔子の門より出た荀子の言である。人間の本性は善だとする理想主義の「孟子」に対し、人間というものは教えないと悪い方へいってしまうという性悪説を説いた「荀子」。日本では「論語」と「孟子…
斉須政雄
フレンチレストラン「コート・ドール」のオーナーシェフ、斉須政雄氏の言葉だ。1973年にフランスに渡り、12年間フランス料理界に身を置いた後、同店の料理長に就任した斉須氏は、現在オーナーシェフとして活躍…
仏典より
仏典で説く「お辞儀」の意である。日本人が当たり前のように慣れ親しんでいるお辞儀も、本来の意味を知る人はそう多くないはず。お辞儀の意味をちゃんと理解すれば、さまざまな悩みや問題もたちどころに解決するので…
隈研吾
木の建築家として知られる隈研吾氏の言葉である。自然素材を使った隈氏の建築は、空間にさからわない優しさがある。その土地の環境や文化に溶け込むように作られているからだろう。2020年の東京オリンピック、パ…
長田弘
詩人、長田弘の詩の一文である。詩集『詩の樹の下で』の中におさめられている「静かな木」という詩にあった。文字を追いながら頭の中にその情景が浮かんでは消え、浮かんでは消えてゆく途中に、ばったり出会って立ち…
バカボンのパパ
バカボンのパパには数々の名言があるが、これもそのひとつではないだろうか。実写版「バカボン」の中で、0点をとったバカボンにパパが言った言葉である。「0点は無限の可能性があるのだ」と言った後につづけてこう…
ヴァレリー・アファナシエフ
ベルギー人ピアニスト、ヴァレリー・アファナシエフの詩の一文である。ピアニストでありながら詩人であり作家である彼は、静寂をこよなく愛する。沈黙を語らせれば右にでる者はいないのではないだろうか。無の中にあ…
ある百歳までいきたお婆さん
白洲正子の著書『美しくなるにつれて若くなる』に登場する、あるお婆さんの言葉である。このお婆さん、白洲さんのご近所の方だったそうだが、元はヤクザの娘。世間の風当たりも強く、気苦労も絶えなかったのだろうと…
東城百合子
自然食、自然療法の大家として知られる東城百合子さんは御年92歳。今も毎日出社し、料理教室の生徒たちに食の大切さを伝えているという。また、月刊誌『あなたと健康』の執筆は45年間続いているというのだから、…
鈴木俊隆
アメリカにおける禅の基礎を築いた禅僧、鈴木俊隆禅師の言葉である。以前にも紹介したことがあるが、かのスティーブ・ジョブズとも親交があった人物。ジョブズのバイブルでもあった禅師の著書『禅マインドビギナーズ…