いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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坂村真民
仏教詩人、坂村真民の詩のタイトルである。一度は目にしたり、耳にしたことがあるのではないか。誰でもわかる直球の言葉だからこそ、胸に残る。詩の内容は知らなくても、タイトルだけでじゅうぶん伝わる。詩そのもの…
ハリエット・ローラー
前回につづき、映画『あなたの旅立ち、綴ります』から。ハリエット・ローラーの言葉をもうひとつ紹介しよう。どちらも甲乙つけ難く、どちらにしようかと迷った片方の言葉だ。生前に訃報記事を書くよう依頼した地元の…
ハリエット・ローラー
映画『あなたの旅立ち、綴ります』の中で、シャーリー・マクレーン演じるハリエット・ローラーが語った言葉だ。自信家で嫌われ者のハリエットは、あることをきっかけに人生の終活をするのだが、映画の後半、余命わず…
『碧巌録』より
禅の公案集『碧巌録』にある言葉のひとつ。「風流」という言葉の発端がこれらしい。年末の「ちからのある言葉」にふさわしいかどうかはわからない。ふと頭に浮かんだのが、この言葉だった。臨済宗福聚寺住職で芥川賞…
植村直己
マッキンリーの山に消えた日本が誇る登山家、植村直己さんの言葉(?)。というより、生き方だろう。某フリーペーパーで同じく登山家で環境活動家の野口健さんが語っていた。高校生の頃に旅先で出会った植村さんの著…
増田明美
某新聞の人生案内の欄で、この言葉を見つけた。読んだ人も多いだろう。「老い」を恐れる女性相談者に対し、スポーツ解説者の増田明美さんが贈った言葉である。日本と西欧との「美の基準」は、成熟度があまりにも違い…
西原金蔵
伝説のパティシエ、西原金蔵氏の名言のひとつ。2018年5月31日、65歳の誕生日をもって、惜しまれつつも京都の洋菓子の名店「パティスリー・オ・グルニエ・ドール」を閉店、2019年に店名も新たに土日限定…
ティク・ナト・ハン
一度紹介したことがある。ベトナム人の禅僧で平和活動家の、ティク・ナット・ハンの言葉だ。理由もなくシンドイとき、ときどきこの人の本を開く。すると、「ああ、心が渇いていたんだな」と気づく。ちょうど肌も乾燥…
長田弘
好きな詩人のひとりに長田弘さんがいる。長田さんの存在を知ったのは、10年ほど前になるだろうか。知人から「君の書く詩は長田弘の言葉と似ている」と言われ、はじめて彼の詩集を手に取った。なるほど似ていた。そ…
高濱正伸
「おやくそく」や「よのなかのルール」絵本で著名な高濱正伸氏の言葉である。高濱氏は低学年向けの学習塾「花まる学習会」の代表。子供たちに読み書きはもとより、思考力、判断力、野外活動の重要性を教える。いわば…