いつの時代にも通用する、普遍的な言葉があります。
それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続ける言葉の数々。“心の栄養”として、活用してください。
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徳川 頼宣
徳川頼宣は家康の十男にして、紀伊徳川家の藩祖。幼い頃から気骨の溢れる少年だった頼宣は、十四歳のとき大阪の陣で初陣を飾る。先鋒に立つことを望んだ頼宣だったが、家康はこれを認めずに後方に詰めさせる。そして…
米内 光政
米内光政は旧日本海軍の軍人であり、第37代内閣総理大臣でもある。1930年に中将となった米内だが、赴任したのは海軍内で「クビ5分前」「島流し」などと呼ばれた閑職。しかしその境遇を逆手にとり、米内はあり…
江戸英雄
江戸英雄は昭和を代表する経営者の一人。焼け野原から始まった日本の戦後復興について、次のように語っている。「日本はどん底状態から立ち上がって今日の姿になりました。(中略)日本人特有の勤勉と努力の成果であ…
北村 西望
北村西望は、長崎の平和祈念像を作成した彫刻家。平和祈念像を制作中のある夜、足下にいたかたつむりが、翌朝には像の上の方にまで達していた。これに西望はいたく感動し、上の句を詠んだと言われている。不遇の時代…
北条 早雲
後北条氏の家法にある一言。一説では北条早雲の言葉とされている。「信用」はそれを得るには時間がかかり、失うときには一瞬でなくなるもの。だからこそ、些細な嘘でも絶対についてはならないという戒めである。常に…
河竹 黙阿弥
河竹黙阿弥は江戸から明治にかけて活躍した歌舞伎・狂言作家。他の誰も追随できない独自の作風は「黙阿弥調」と言われている。「強大だからとおそれることはない。弱小だからと侮ってはいけない」私たちはどうしても…
宮本 武蔵
「自分のしたことは後悔しない」ここまではっきりと言い切れる人はなかなかいないだろうが、宮本武蔵の言葉だと思うと不思議と納得させられる。人は、どうしても過去の失敗や過ちにとらわれ臆病になってしまいがち。…
本田宗一郎
日本を代表する経営者の一人、本田宗一郎の言葉。彼は他にも数多くの仕事に関する言葉を残しており、そこに通底している本田の精神は『停滞することを恐れる』ということである。数々の栄光を掴み、偉業を成し遂げた…
岡本太郎
いかにも岡本太郎らしい言葉だ。何かを始めるとき、不安になり身がすくんでしまうのは仕方のないこと。しかし、そこで怯まずに毅然と立ち向かおうとする姿勢こそが大切なのだろう。前衛芸術の旗手として突き進んだ、…
中島敦
『山月記』の作者として知られている中島敦の言葉。無為徒食に日々を過ごすのと、志を立てて日々を過ごすのでは時間の流れが異なる。それは「毎日の充実度」とも関係があるのだろう。同じ時間を過ごすのであれば、少…