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紺碧の将

大山に登る

2024.04.27

 小田急線の駅に貼ってあったポスターに導かれて丹沢山系の大山に登った。小田急線伊勢原駅からバス→ケーブルカーと乗り継ぎ、阿夫利神社から登る。途中にある「こま参道」は寂れていたが、人が来るようになればちょっとした名所になりそうな可能性がある。

 ポスターでは「ハイキング」という文字があったため、軽装かつ気楽な心持ちで臨んだのだが、案に相違してそこそこの山登りであった。

 きつさを喩えていえば、高尾山の2倍くらい。登りの所要時間は1時間半と、高尾山とほぼ同じだが、高尾山は最初の急登を過ぎればあとは物見遊山気分。しかし大山は頂上までずっと登り道である。

 晴れていれば、絶景が広がっていたことだろう。しかし、当日は霧に覆われ、幻想的なほど。天気がよくても悪くても、山はそれなりにいい。芭蕉も「霧しぐれ 富士を見ぬ日ぞ おもしろき」と詠んでいる(霧があって富士山が見えないのもいい。想像する楽しみがあるから)。

 

阿夫利神社からスタート

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

登り始めはこんな雰囲気

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ときどき見るヤマザクラがいい。雪が降っているみたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

頂上近くの鳥居。幽玄である

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

二重之滝

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(240427 第1220回)

 

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