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父発、娘行き

遊べば、子は育つ。

 

Contents

娘が生まれた日、なにものかに衝き動かされるようにして書いた文章を皮切りに、
社会人になるまでを綴った観察記。
金魚のフンのようにあとをついてきた娘が、ある時期、手のひらを返したように素っ気なくなる。
やがて社会人となった娘と、一個の人間として新しい関係を構築する。
その間、父と娘は共になにをし、なにを語り、なにを思ったのか。

(本文より)幼少期に可能な限りいっしょに遊ぶことはきわめて大切だ。
ぐずぐずしていると、子供はあっという間に思春期を迎える。
そのときになって子供と交流をもちたいと思っても、時遅しだ。
だから、幼少期の子供をもつ友人・知人に言う。 多少、仕事を犠牲に
してでも、 いっしょに遊ぶ時間をつくった方がいいと。
 子供が無邪気なうち、ともに遊んだ 体験は時間の流れに摩耗することなく、
ずっと脳裏や体に刻まれる。 親と子、 双方に。 それは生きていく上での活力となり、
心の宝物ともなる。

「子育て」ではなく「子育ち」

【タイトル】父発、娘行き
【著者】髙久 多美男
【定価】1,760円(税込)
【サイズ】四六判 ソフトカバー 本文324ページ
【発売日】2019年8月27日
【刊行】フーガブックス

 

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