多樂スパイス

ADVERTISING

私たちについて
紺碧の将

天空の楽園へ

2024.11.16

 神戸を訪れたのは何年ぶりだろう。『扉を開けろ』の取材以来だから8年ぶりくらいになるだろうか。

 地元に在住する人から、「新神戸駅の近くからロープウェイに乗ってハーブ園へ行かれるといいですよ」と薦められ、さっそく行った。生来せっかちだから、思い立ったら即行動。ぐずぐずするのは好きじゃない。

 正式な名は神戸布引ハーブ園。「約200種、75000株の花やハーブが咲き集う日本最大のハーブ園」というふれこみである。

 事実、楽園と言って大げさではない。ロープウェイを山頂駅で降りると、ドイツ風の建物がいくつか並び、そこかしこにさまざまな草花が咲いている。意図的に流しているのか、あるいは自生しているハーブが香りを放っているのか、あたり一帯得も言われぬ香りが漂っている。眼下には神戸の市街が、遠くには大阪のビル群が見える。「森のホール」には香りの資料館があり、香木やフレグランスの香りを体験できる。レストランやカフェなどの飲食スペースも充実。

 草花を眺めながら風の丘中間駅まで長い坂を下れば、身も心もご満悦。夜景も美しいだろう。

 人を集める条件といえば、グルメ・絶景・名所旧跡などが挙げられるが、花を忘れてはいけない。もっとも、メンテナンスする側は大変だろうが。

 

いざ、ハーブ園へ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

山頂駅を降りるとドイツ風の展望プラザが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

神戸市街を望む

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

視界が広いカフェも快適

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アートのオブジェとハーブの共演

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(241116 第1246回)

 

髙久多樂の新刊『紺碧の将』発売中

https://www.compass-point.jp/book/konpeki.html

 

本サイトの髙久の連載記事

◆音楽を食べて大きくなった

◆海の向こうのイケてる言葉

◆死ぬまでに読むべき300冊の本

◆ちからのある言葉 

【記事一覧に戻る】

ADVERTISING

メンターとしての中国古典(電子書籍)

Recommend Contents

このページのトップへ