嘘つきばっかり
2013.11.14
食品偽装が相次いでいる。
なんとも醜いのは、それが発覚した後のトップたちの対応だ。おしなべて現場の責任にしている。情けない大人たちだ。
彼らももともとは優秀な人材だったのだろう。優秀な成績で学業を終え、大企業のトップに登り詰めるような人たちなのだから。
しかし、中身は最低に近い。比較するのは申し訳ないが、浮浪者の方がずっと素晴らしい。
そう思っていたら、こんどは神戸市の富久娘酒造の偽装が発覚。なんと純米酒と称していながら、醸造用アルコールを添加していたらしい。
同社の小島久佳社長の弁。「偽装するつもりはなかったが、欺くことになってしまい、大変申し訳ない」。
なんだ? 本人が知らない間に、醸造用アルコールに足が生えてしまい、勝手に混じってしまったのだろうか。
(131114 第466回 写真は、憮然とする海)