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紺碧の将

胴長の海

2010.05.27

 ハーイ、海で〜す。

 と若い子ぶって登場したけど、実は私、今年の4月で10歳になりました。

 10歳といえば人間ならまだ小学生だけど、ネコ年齢ではおよそ55歳。現実を直視したくないけど、もう若くはないのです。たしかに自慢の胴はご覧の通り、伸びる一方だし、ご主人様に揉まれ過ぎて下腹はあんころ餅みたいにブヨーンとだらしなく揺れている始末です。くわばらくわばら、したばらしたばら。

 

 と、それはいいとして……。

 

 困ったものですね、人間界も。なんですかぁ、あの日本の総理大臣は。

 言葉はまるで無重力状態、国家観はネコの額のように狭く、目は焦点定まらず、自己顕示欲だけは異様に強い。はっきり言って、注目を浴びたかっただけ、というのは今になればよーくわかるわよね。

「ヤツは田中角栄以降、ワースト3に入る」とうちのご主人がなにものかに憑かれたように言っているけど、海もそう思うよ。ちなみに、他の二人は村山富市と宇野宗佑だって。

 で、史上最強のおぼっちゃん宰相の脇を固める二人もひどいわ。

 一人は福島瑞穂さん。なんてったって、自分はこの国が好きではないと言ってはばからないツワモノ。眉間の縦ジワがコワイんですけど。

 でも、さすがに社民党の党首です。社民党の前身・社会党は、サンフランシスコ講和条約の際も独立反対を唱えていたし、小泉さんが北朝鮮へ行って拉致被害者を連れてきた時でさえ、拉致はなかったと言い張っていた政党。最大の抑止力は平和憲法だと言っているようだけど、しかし、自分の家はきっちりと戸締まりしていると思うよ。なにしろ弁護士で荒稼ぎしたからね。庶民の味方というのは隠れ蓑で、実は庶民はお得意さんなのです。

 くわばら、したばら。

 と、この辺で、下腹のお肉を絞る体操をするからね。

 また、来月あたりにお目にかかりましょう。

 (100527 第170 写真は胴の長さを誇示する海)

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