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紺碧の将

人間とはなんと愚かな生き物か

2022.03.07

 ロシアのウクライナ侵攻が始まって以来、落ち着かない。いまこうしている瞬間も、なんの罪もない人が犠牲になっているかと思うと……。

 戦争を始めたプーチンの言い分を聞いても、さっぱりわけがわからない。ただの「口実」であることは明白だが、問題は、なぜそうまでして他国に侵略するのか。

 ウクライナが自国の勢力圏だというのは妄想でしかない。仮に、そうだとして、それがなんだというのか。ウクライナがロシアにとって軍事的な脅威になるはずもないのだから、非武装中立化を求めるのもどうかしている。

 そう、結局この「どうかしている」なのだろう。

 世の中の指導者には、戦争がしたくてたまらない人がいる。もちろん、すべて男である。『風と共に去りぬ』のなかでも、レット・バトラーが言う。男は戦争がしたくてたまらないのだ、と。

 女性や子供、老人(そして女性型の男)にとってはいい迷惑だ。そんなに戦争が好きなら、勝手にどこかで戦争ゲームでもなんでもやって殺し合ってくれと言いたいところ。

 

 人間以外の生き物、とりわけ植物は、じっとひとつ所に居座って、人間の所業を見ていることだろう。なんて愚かな生き物なんだろうとブツブツつぶやきながら。

(220307 第1118回)

 

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