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紺碧の将

体のリチューニング

2012.05.19

 今回は、冴えない話である(笑)。冴えない話なのに、笑っていいのか?

 3月から4月のハードな仕事が祟ってか、首回りと肩が異常に凝ってしまった。以前はアジアのリゾートへ行くなり、国内の秘湯に数日間隠れていればケロッと治ってしまったが、今はそういう時間もないし経済的な余裕もない。それ以上に、年齢の影響もあるのだろう。1ヶ月以上過ぎても、一向に良くなる兆しがない。

 そこで、腰を据えて体をリチューニングしようと決心し、いろいろなことを試み始めている。

 一つ目は整体。このところ、自分でも体の歪みがわかっていた。体の歪みは誰にでもあるのだから仕方がない、と思うのは気休めというもの。やはり、体の歪みは内臓にも影響があるだろう。

 整体を始める前、整体師が訊いてきた。

 「睡眠時間はどれくらいですか」

 おそらく、大半の患者があまり眠れないのだろう。私は、通常11時から11時半の間に就寝し、8時間から8時間半眠ると答えた。彼は意外な表情をした。

 次に食生活について訊かれた。私は、毎日きっちり決まった時間に3食摂ると答えた。

 次に適度な運動をしているかどうか訊かれた。私は、なるべく自然が感じられる場所を日に1万歩は歩くようにしている、と答えた。

 整体師は、「それだけ理想的な生活をしているのに、こんなに凝ってしまったんですか」とあきれ顔で言い、いよいよバキバキが始まった。体の奥から威勢のいいボキボキ音が聞こえ、壊れてしまうのではないかと思った。整体の成果がどう出るか、今のところ不明である。

 次にやろうとしていることは、猛烈に体を動かすことだ。我が社の社屋にはサンドバッグがぶら下がっている。社屋を造るとき、途中で思い立ち、H鋼に鉄骨をつなぎ、そこからサンドバッグを吊したのであった。ちなみに、30歳の時に完成した社屋は全額借金で造ったものだが、トレーニングジムやカウンターバーのスペースもあり、銀行から呆れられた経歴がある。結構、私は無謀なことが好きな性格である。

 しかし、それがあながち間違いではないことは、すぐに判明した。仕事が詰まり、体に変調をきたしてくる頃、社屋のトレーニングジムで思いっきり汗を流すと、心身ともにリチューニングされ、新たな意欲が湧いてくるのだった。

 次にやろうとしているのは、断食だ。近年、食事の量は確実に減っているが、多くの人と交流のある私は、どうしても食べ過ぎてしまう傾向がある。いろいろな「毒」も溜まっているだろう。盟友の奥山氏から伊豆の断食サナトリウムを紹介してもらい、意を決して6月に5泊で行ってくることにした。何もしない6日間は、今から楽しみである。

 次にやろうとしているのは、デトックスクレンジングだ。こればかりは、どれがいいのかわからない。この方面に詳しい知人に勧められたクレンジングをひと口舐めた途端、コイツは体にいいということがわかった。なぜなら、その瞬間、体が喜んだからだ。早速、今日から摂ることにしたが、どういう結果になるか、楽しみである。

 上記の4つ以外にも、いいと思えるものはなるべく試してみようと思う。100歳まで生きると決めているし、口外している。そもそも私がダウンすると、いろいろな弊害があるだろう。そういう事態を招いては無責任の謗りを免れない。なにより、私は不快な時間が大嫌いなのだ。いつも快適な体でいたい。

 皆さんも体は大切にしましょう。

(120519 第341回 写真は弊社社屋2階にあるサンドバッグ)

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