自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
Topics
2008.11.23
3人で飲む時にウマの合う組み合わせがある。私の場合は、以前、このブログで紹介した、日仏料理とも言える〈環坂〉の坂寄誠亮シェフと陶芸家・島田恭子女史(いずれも『fooga』特集で紹介…
2008.11.19
ぜがひでも泊まってみたい……。そう思えっていた宿があった。長野県小布施町の桝一客殿。桝一市村酒造場(小布施を再興させた小布施堂と同じ経営)が昨年オープンさせたホテルというか宿である…
2008.11.14
松本市にある旧開智学校へ行った。なんと風情のある、そして厳かな学校だろう。明治6年に開校され、昭和39年に閉校されるまでの90年間、多くの人材を輩出している。右の写真の通り、なんて…
2008.10.25
再び原伸介氏の話題。ついに見てしまった、伸介の窯を。右の写真がそれである。松本市郊外の山の中にある。人里からかなり遠く離れたところにあると思ったが、さほどの距離ではなかったのが意外…
2008.10.18
大道芸が好きだ。あれを見ているだけで、心が和んでくる。時々、横浜の山下公園に面したホテルに宿をとる。読みかけの本を1冊だけ手にし、海に面したベンチに腰掛け、ゆっくり文字を追う。波が…
2008.10.12
こんな若者がいたのか!と嬉しくなってしまった。若者と言っては語弊があるかもしれない。今年36歳、若者と呼ぶに少し的はずれのような気もするが、「これだけのことをやっていて」36歳とい…
2008.10.02
もしかしたらここで野垂れ死にするかもしれない、と思う場面に遭遇した。いわゆるパニックというやつだ。いざ、そういう状態になると、人間の行動は不可解になる。同じところを行ったり来たり。…
2008.09.28
何を隠そう、子どもの頃はウルトラマンっ子だった。ウルトラQから始まり、ウルトラマン、ウルトラセブン、帰ってきたウルトラマン〜と続くウルトラマンシリーズに夢中になり、ひそかに「特製怪…
2008.09.24
噂には聞いていた。小布施の街づくりは凄い、と。高橋克法町長もそうおっしゃっていた。小布施の街を歩いてみて、なるほどと合点した。ちょっと素敵すぎます。街づくりのお手本だというのもけっ…
2008.09.14
二期倶楽部で行われた「山のシューレ」の話題。3日間の開催期間中、最も面白かったのは、3日目の夜に行われた能楽師・安田登とチェンバロ奏者・平かおりの即興による共演。安田氏が夏目漱石の…
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