多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2020.03.07
幕末、風雲急を告げる状況にあって、当時の人たちがどのような行動を起こしたか、さまざまな書物に書かれている。いま、われわれは〝物語〟のひとつとしてそれらに接しているが、当人たちの恐懼…
2020.03.03
電車のなかで東京新聞の広告を見た。「真実、公正、進歩的」というキャッチフレーズが目についた。自らを「進歩的」と謳う傲慢さがコッケイだ。進歩的といえば進歩的知識人。左翼思想の人を指す…
2020.02.28
毎月1曲選び、集中的に聴いているということを以前、小欄で書いた。選ぶ基準は、ずっと気になっているがとっつきにくいなどの理由で少し距離があるもの。特にクラシックだけと決めているわけで…
2020.02.24
いろいろな本を同時に読み進めている。いまはベルンハルト・シュリンクの『帰郷者』、石原克己の『いのちの仕組み』、「和様の書」展の図録、『新古今和歌集』(上巻)、丸谷才一の『後鳥羽院』…
2020.02.20
生まれて初めてナマで大相撲を見た。とはいっても、トーナメント戦である。場所の合間にある興行のひとつで、負ければ敗退の一発勝負形式だからそれなりに面白い。同部屋対決もありえる。実際、…
2020.02.16
邸宅を使った美術館が好きだ。パリやバルセロナのピカソ美術館はその双璧だろう。邸宅と言わず、歴史ある建築物を改装し、美術館として使っているところはおしなべて格調高い。明治期にテナント…
2020.02.12
取材のため、埼玉県行田市を訪れた。埼玉とは言っても北部、赤城山のからっ風が吹き渡る、だだっ広い平野部である。それと前後して、テレビ初放映の「翔んで埼玉」を見た。あまりのくだらなさに…
2020.02.08
昨秋から手がけていた書籍が仕上がった。タイトルは『FINDINGVENUS』、副題は「ガラスで表現する命の根源と女性性」。ヴェネチアと日本を拠点に制作を続けるガラス作家・植木寛子さ…
2020.02.04
いろいろな城を見たが、私にとっての双璧は姫路城と安土城。前者は現存するものとして、後者は現存しないものとして。安土城を知らない日本人はいないだろう。あの信長が、自らを雲上人だと天下…
2020.01.31
前々回の小欄に「ゴミ溜めのようなおぞましい景観ばかりになってしまった」と書いたが、もちろん日本のすべてがそうではない。観光客が年々増加するなど、日本もようやく「外からの目」を意識す…

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