多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2019.08.23
日本の桃源郷は?と訊かれれば上高地と答える。それほど、私にとって上高地は特别な地である。北アルプスに登るときは、必ず上高地から出発する。不遜にも、私にとって登山とはレジャーの要素を…
2019.08.19
前回、大きな美術館で開催される興行然とした美術展は疲れるばかりで行きたくないと書いたが、都内にも〝本物の〟美術館はいくつもある。美術館の本質は、人類の知的財産でもある芸術品を間近で…
2019.08.15
自分の心の裡を怜悧に見つめれば、美術館が嫌な場所になり始めていることは明らかだった。10代の頃から美術館へ行くのが好きだったが、ここ十数年、行くたびに言い知れぬ徒労を感じている。鳴…
2019.08.11
毎年恒例の夏山登山、今回は北アルプスの玄関口に位置する荒々しい山・焼岳に登った。その名のとおり、北アルプス唯一の活火山で、7合目から上の山肌は岩場に覆われている。シューシューと音を…
2019.08.07
水がつくる音は、人間の心に深く作用する。たとえばせせらぎの音。イライラしている人でさえ、あの音を間近で聞いていたら心が和むにちがいない。たとえば間断なく流れ落ちて水煙をあげながら、…
2019.08.03
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2019.07.30
岡山県奈義町の那岐山麓、森閑とした山深く、菩提寺という古刹がある。6月のある日、人っ子一人いないこの寺を目指して行ったのには理由がある。大イチョウに会うためだ。広い駐車場から境内を…
2019.07.26
フーガブックスより2冊の本を刊行した。ひとつは浜城勉著『加那』、もうひとつは藤原万耶著『マーヤの短いラプソディ』。前者は弊社初の小説、初の文庫サイズである。後者は『fooga』や『…
2019.07.22
日本の植物に魅了されて来日し、以来、日本に自生する植物を使って庭をつくり続けている男がいる。イギリスはバークシャー州出身のポール・スミザーさんである。5年ほど前、たまたまNHKの「…
2019.07.19
21日の投票日に向けて、選挙戦たけなわである。皆、必死なのはわかるが、どうも腑に落ちない。ますますポピュリズムの罠にはまっている気がしてならない。「全国一律最低時給1500円」「消…

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