多樂スパイス
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紺碧の将

多樂スパイス

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】

Topics

2019.07.18
鳥取といえば砂丘。枕詞のように、即座につながる言葉である。まあ、鳥取に来たからには一度は砂丘を拝まねばなるまいと、なかば義務感に駆られて行った。鳥取県知事が言うように、たしかに砂場…
2019.07.14
ずっと気になっていたところがあった。「日本一危険な国宝」と言われる投入堂(なげいれどう)である。鳥取県三朝町の三佛寺の断崖に建てられたお堂で、毎年5人くらい、滑落して死んでいるとい…
2019.07.10
日本人の多くは、神が棲む社といえば伊勢神宮と出雲大社を思い浮かべるだろう。伊勢神宮は、広大な森に包まれ、森閑としている。そこに身を置くだけでただならぬ気配を感じる。うかつにオヤジギ…
2019.07.06
広島市から車で1時間強、安芸太田市の太田川上流に、三段峡という名勝がある。渓谷沿いに観光用の遊歩道が整備されている。すべて歩くと5時間も要す。一帯は、長い間の浸食によって崖に断層が…
2019.07.02
いろいろな城を訪れたが、新幹線の駅から最も近い城といえば、福山城である。なんとホームを降りたら、目の前に天守閣がそびえている。福山城は、1615年の「一国一城令」発布後に築城が始め…
2019.06.29
前回に続き、神勝寺の話題を。神勝寺は、禅の理想郷だと書いたが、なんといっても特筆すべきは、彫刻家・名和晃平氏が監修した奇抜な瞑想空間「洸庭(こうてい)」であろう。レセプションも兼ね…
2019.06.25
禅に惹かれて6年になる。本サイトや拙著にもたびたび書いているように、私は坐禅をするわけでもなく、ただ、日常のなかで禅の言葉を書き連ねたり、いったい禅の本質とはなんだろうと考える程度…
2019.06.21
以前、本欄でローソクタイムについて書いた。夜の9時頃、ローソクに火をともし、お香を焚き、照明をすべて落とし、ウイスキーを片手に1枚のCDを聴く。すぐ傍らにはうーにゃんが寄り添い、私…
2019.06.17
自分のなかで、なにかが変質している。そう感じる瞬間が増えてきた。そうはいっても、具体的に説明できるものは少ない。4月、唐招提寺を訪れたとき、こんなことがあった。多くの人が、ある名木…
2019.06.13
――とうとう自国のウイスキーが飲めなくなった。これは世界的な食料奪い合いの前兆だ。数年前、本欄にそう書いた。「山崎」や「白州」「竹鶴」「余市」など、国産ウイスキーメーカーの主な商品…

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