自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
Topics
2011.09.29
日光中禅寺湖畔にイタリア大使館記念公園がある。以前、イタリア大使館として使われていた建物を栃木県が買収し、改修工事を施した後、記念公園として一般公開している。設計はアメリカ人のアン…
2011.09.16
さて、右の写真は何でしょう?答えは石垣島で利用したレンタカーの事務所。どお?かっこいいだろう。なにしろ建物はよくある簡易倉庫。窓には筵が垂れている。入り口の踏み台はブロックが4枚。…
2011.09.12
自分にとっても意外なことだが、この歳になって初めて沖縄を訪れた。次号『Japanist』の取材で石垣市の中山義隆市長を訪ねることになったためである。石垣島は日本本土よりも台湾にずっ…
2011.08.31
前回、陶芸家の坂田甚内さんの自宅にある茶室に泊めていただいたことを書いたが、もう少し詳しく書いてみたい。甚内さんのアトリエは、益子の山奥にある。向こう三軒両隣はキツネさん一家、タヌ…
2011.08.27
親交深い陶芸家の坂田甚内さんは行動範囲が甚(はなは)だ広く、甚だ強引だ。「キミに会わせたい人がいるから8月21日の午後、空けといて」と言われていた。「その日は僕のアトリエに午後1時…