自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。
日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。【テキスト/髙久 多樂】
Topics
2016.10.01
湯殿山へ行く前日、1年ぶりにアルケッチャーノへ行った。奥田シェフは不在だったが、相変わらず遠来の客ばかりだった。奥田シェフは庄内地方を名実ともに「食の都」にした功労者だが、そうなり…
2016.09.12
「それにしても、われわれ日本人は自分の国のことを知らないですよね」「海外に行ったビジネスマンや留学生の多くは、自分の国についてスピーチをしてほしいと言われても、『日本には四季があり…
2016.08.30
本州で未踏の県がひとつあった。福井県。近年、同県が話題にのぼることが多く、早く行かねばならぬと思っていた矢先、講演の依頼があり、敦賀市を訪れた。よほどの事情がない限り、私はタクシー…
2016.08.25
今年3月から手がけてきた本がようやく仕上がる。三村邦久さんの『豊かな働き方貧しい働き方自分と組織のマネジメント論』。三村さんは「愚直経営」を旗印に、経営コンサルタントを営む友人であ…