You can destroy your now by worrying about tomorrow.

　短くも壮絶な人生を生ききったジョプリンならではの言葉。

「明日の心配をして、今の自分を台なしにする人がいる」

　江戸っ子の心境のようでもあり、一行三昧、禅の境地のようでもある。

　とはいえ、人間は脳が働くがゆえ、将来の心配をしてしまう生き物。どうすれば、過剰な心配をしないでいられるか。

　自分が没頭できる、楽しいことを増やすことだろう。えてして、そういうものがない人は、小言ばかりの不愉快な人になりがちだ。

　先のことなど意識から吹っ飛ぶほど、自分が好きなこと没頭する。それが誰かの役に立つことなら、申し分ない。

（第93回 220213）

 

髙久の電子書籍

『禅ねこうーにゃんのちょっとした助言』

『焚き火と夕焼け　エアロコンセプト 菅野敬一、かく語りき』

『魂の伝承　アラン・シャペルの弟子たち』

『葉っぱは見えるが根っこは見えない』

『偉大な日本人列伝』

『本物の真髄』

 

本サイトの髙久の連載記事

◆多樂スパイス

◆死ぬまでに読むべき300冊の本

◆音楽を食べて大きくなった