There is always light behind the clouds.
ルイーザ・メイ・オルコット
『若草物語』で知られる、アメリカの小説家の言葉。
「雲の向こうは、いつだって青空よ」
飛行機に乗っているとき、眼下は分厚い雲で覆われているのに、その上には燦々と太陽の光が注いでいることがしばしばある。もちろん、そういう体験がなくても、雲の上に光が溢れていることは自明の理だ。
大事なことは、雲に意識を奪われる結果、直面する困難がいつまでも続いてしまうという〝妄想〟に取り憑かれることではないか。だからこそ、いつだって「雲の向こうは青空」と自分に言い聞かせることが必要なのだ。
むしろ、雲の形を見て楽しむくらいの心の余裕がほしいものだ。
(第54回 210530)
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