多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

最終年度の『Japanist』
2018.04.23
 2009年に創刊した『Japanist』は、来年1月発行の第40号をもって発行を終了することとした。今回紹介する最新号(第37号)を除けば、あと3回。私の50代をほぼ費やしたといえる。長い10年間であった。 40号でピリオドを打とうと決意したのは、今年の元旦。9時頃だった。いきなり、そう思ったのだ。いつ止めようかと真剣に考えていたわけではない(漠然とはあったが)。ほんとうに突如のひらめきだった。いきなり、なにかの指示が降りてくるのは、ときどきあることだ。そして、それに従って失敗したことはない。失敗するのは、作…続きを読む
 
犬山城の楽しみ方
2018.04.19
 国宝に指定されている城は、全部で5つある。姫路城、松本城、彦根城、松江城、そして犬山城。私は彦根城以外はすべて訪れている。 犬山城が脚光を浴びた最大の戦いは、小牧・長久手の合戦だろう。秀吉と家康の戦いだ。大群を率いた秀吉は犬山城に陣を敷いた。なんと戦上手の秀吉は、この戦いで家康に苦杯をなめさせられた。 関が原の後、尾張藩付家老・成瀬正成が2代将軍秀忠から犬山城を拝領して城主となり、以後、昭和に至るまで成瀬家が〝主〟となっている。 天守閣に歴代城主の肖像画がある。明治になって洋装となり、昭和になるとウイスキーグ…続きを読む
 
西原金蔵さんの幕のおろし方
2018.04.15
 かねてから西原金蔵さんは、65歳の誕生日をもって店を閉じると公言していた。 とは言っても、これだけの繁盛店。それを閉めるのは、早い速度で走っている車や電車を止めるようなもので、たいへんな決意と労力が要るはずだ。実際にそれを断行するのは困難だろうと思っていた。 しかし、西原さんは公言していたとおり、今年の誕生日(5月)をもって〈オ・グルニエ・ドール〉を閉店する。 これまで西原さんへの取材を幾度も行った。最初は2003年、『魂の伝承 アラン・シャペルの弟子たち』という本のためだった。意気投合して交誼が始まり、3年…続きを読む
 
人去って、花咲く
2018.04.11
 今年の桜はかなり長期間楽しめた。3週間、ほぼ毎日晴れの日が続き、強い風も吹かなかった。週末ともなると、いつも利用している新宿御苑は人だらけで、千駄ヶ谷門は千駄ヶ谷駅まで長蛇の列、新宿門に至っては、3列が明治通りまで続くというありさま。ピーク時は入園するだけで1時間以上要したのではないか。 ようやく人の波がおさまり、安堵している。ソメイヨシノもいいが、ほんとうに堪能できるのは、これからである。ソメイヨシノだけに熱狂する群衆を見て、またいつものように斜に構えて見ている私であった。 この時期になると、さまざまな花が…続きを読む
 
20世紀初頭の自転車「ピレネー号」
2018.04.07
 東京都内を歩いていると、妙なものに出くわす。目黒の自転車文化センターもそのひとつだ。 歩道に面したショールームにある、古い自転車に惹かれた。入って、間近で見ると、自転車の原型そのもので、ムダがなく、美しい。能書きを読むと、トラックレース用自転車「ピレネー号」とある。1905年頃にフランスで作られたものである。トラックレース用というだけあって、余計な機能はほとんどついていない。ブレーキやギアチェンジもなし。ペダルが空回りせず、逆回転する仕組みになっていたという。 1905年といえば、日本ではまだ明治の世。フラン…続きを読む
 
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