多樂スパイス
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What's TarakuSpice?

自分が好きなことを見つけて無我夢中で取り組み、ひとつずつ目標をクリアする。そうやって愉しみながら、自分という人間をぶ厚くしていく……。今がベストで、未来には未知の楽しみがある。これが、多樂の本質である、と『多樂スパイラル』のまえがきで書いたが、その原理原則は今も変わっていない。

日々の生活のなかで、森羅万象に潜む多樂をいかに味わうか。心に映りゆくよしなごとを書き留めておこう。それが読者の方々にとって、なんらかのスパイスになればとの願いもこめて…。

 

Blog TarakuSpice

アメリカと日本は自国第一主義
2017.04.28
 先日、フランス大統領選挙に関するニュース番組を見ていて、意外なことに気づいた。ルペン候補を支持している人の発言だった。その人はこう言ったのだ。「アメリカも日本も自国第一主義でしょう? だったらフランスも自国第一にすべきよ」  それを聞いて、はじめは違和感があった。自国第一主義は、トランプがそう声高に唱えているアメリカであって、日本はそれを戒めている側ではないかと。  しかし、外国人から見ると、日本も同じなのだ。ただ、トランプのように激しく主張していないだけで、本質は自国第一である。  つまり、どういうことかといえば、紛争や難民など世界で起きているさまざまな問題にはできる限り関わらないという姿勢を貫いている国、それが日本のイメージなのである。憲法を楯に、紛争に関わろうとし…続きを読む
 
33号目の『Japanist』
2017.04.24
 『Japanist』第33号を刊行した。 今号の表紙を飾っているのは、「ジャパニストの美術散歩」でも紹介している日本画家・芝康弘氏の作品。大きな桜の木の下で、草を摘んで夢中になって見入っている二人の子ども。無垢で一途な姿が伝わってくる。本文12ページの記事では、現在の画境に至った経緯を端的に紹介している。 巻頭対談には、山形県を拠点に活躍する伝承野菜研究家・ハーブ研究所SPUR代表の山澤清氏に登場いただいた。 編集者の私がこんなことを書いていいのかどうかわからないが、これまでの巻頭対談でもっとも面白い。何度読んでもその都度新しい発見がある。山形弁と極端なロジックに眩惑されがちだが、語られている内容は包括的で、宏大な宇宙とつながっているかのようだ。こういうものをこそ、智慧…続きを読む
 
日本人とインド人
2017.04.20
 前回に続き、インドネタを。 日本とインド。同じアジアにありながら遠く離れているためか、あるいは歴史的な経緯からか、紛争のタネはほとんどない。仏教徒が多い日本では、その発祥の地であるインドに敬意をもつ人が多いだろうし、またインド人の親日ぶりは実際に体験しているから、よ〜くわかる。  とはいえ、日本人とインド人はまったく異なる人種だ。  日本人は小さなものを愛で、愛着をもち、そこに大きな宇宙を見出す傾向がある。茶室や坪庭はその典型だろう。それに比べてインド人は物事を大局的に俯瞰して見ることができ、上から巨大な手でわしづかみするようなスケールの大きさをもっている。エローラの石窟群はまさにそうやってつくられたものだし、宗教、数学、天文学、易学などの分野で世界的な人材を輩出してい…続きを読む
 
弱くなった私と強い人たち
2017.04.15
 最近、弱くなったと感じる。なにに対して弱くなったかといえば、「悪いものに対して」である。おそらく、衛生状態の悪いところに住んだら、真っ先に死んでしまうと思う。 化学添加物てんこ盛りの食べ物や酸化した油、質の悪い酒、汚染された空気など、体がすぐに拒否反応を示してしまう。去年、ラクトアイスを食べたら、2日くらい体調が悪くなってしまった。缶コーヒーなど製糖が入った飲み物もダメだろう。コンビニの弁当やハンバーガーショップのハンバーガーもダメに決まってる。安いチェーン居酒屋で飲食をした後は必ず体調不良になる。  いいことなのか悪いことなのか。贅沢な食事は要らないが、「本物」の食事を心がけているうち、そういう体質になってしまった。この体で死ぬまで貫ければいいのだろうが、環境が変わっ…続きを読む
 
沖縄の風景の妙
2017.04.12
 前回に続いて沖縄ネタを。 世界遺産という冠に惹かれて、今帰仁城趾に行った。今帰仁と書いて「なきじん」と読む。沖縄の歴史について詳しくはないが、1400年代、当時の三大勢力が争ったグスク時代の遺跡らしい。  高台にあり、自然の要塞であることは本土のそれと変わりないが、やはり造りはおおらかである。もちろん、戦うための城なのだから、おおらかな気持ちで造ったわけではないだろうが、どうしてもそう見えてしまう。  スケールが大がかりでもない。姫路城など、歩いて見るだけでもけっこうな時間がかかるが、この城は散策気分で全容を見ることができる。  それでも世界遺産だ。世界の文化遺産なのだ。判断の根拠はなんだろう?  ひとつ言えることは、周りに人工物がほとんどないため、往時の光景をイメージ…続きを読む
 
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