日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

ただ「勝ちたい」ではなく、負ける覚悟ができて初めて本当の強さが出る
原辰徳
 元プロ野球選手で、元ジャイアンツ監督の原辰徳氏の言葉だ。 この言葉の後、「いわゆる『覚悟の心理』とは、そういうものだと私は理解している」と続く。 世の中は、勝った負けたの勝負の世界。 強いものが勝ち、弱いものが負けるという、弱肉強食が繰り広げられる。 では、本当の強さとは何か。 老子いわく、「柔は剛に勝ち、弱は強に勝つ」 本当の強さとは、弱さを知っているということ。 生まれたばかりの赤ん坊は、か弱いがゆえに守られる。 自らの弱さを知っているから、一人では生きていけないのだと、命のかぎり泣き叫んで訴える。 生命力の強さのなせる技か。 辞書によると、 覚悟とは、あきらめであり、迷いを去って道理を悟ることだという。 負ける覚悟。 それは、死ぬ覚悟と同じ。 自分はこれで死ぬのだ…続きを読む
 
山鳥のほろほろと鳴く声聞けば父かとぞ思ふ母かとぞ思ふ
行基
 奈良時代の僧侶、行基の歌である。成田為三が作曲し、『ほろほろと』という歌唱曲にもなっているので知っている人もいるかもしれない。 あるとき、ふと、切なさが込み上げてくることがある。 胸が高鳴り、そわそわしたり、わけもなく涙がこぼれたり・・・。 またあるときは、懐かしい情景がまぶたの裏に現れることも。 それは、風に運ばれてくるときもあれば、流れてきた音楽がきっかけであることも。 そんなときは、気分が高揚し、ふつふつとエネルギーが充満してゆくのがわかる。  鼻や耳が遠い昔を懐かしんでいるのだろうか。 しまいこんで忘れていた大切な宝物を久しぶりに手にしたときのように、記憶の断片をかき集めて愛おしんでしまう。 虫の鳴き声を「声」として聞くのは日本人だけだという。 外国人には虫の声…続きを読む
 
芸術とは見えるものを再現するのではなく、見えないものを見えるようにするものである
パウル・クレー
 一見、子供の絵かと思わせる無垢な線画があるかと思えば、パズルのピースをはめ込んだようなモザイク画で色を操り、見る物を不思議な世界へといざなう。スイスの画家、パウル・クレーの作品からは、リズミカルな音楽が流れ、静かな詩が聞こえてくるようだ。なるほど、彼はこの言葉どおりに描き続けていたのかと、合点がいった。 「いちばん大切なものは、目には見えないんだよ」 サン=テグジュペリの『星の王子さま』の中で、キツネはそう言った。 いちばん大切なものは目に見えない。 だから、心で見るんだと。 いきつけのカフェのオーナーが煎れてくれたコーヒーは、特別おいしい。 同じ豆を買って自分で煎れたコーヒーとは、ひと味も、ふた味も違う。 なぜなんだろうと、不思議に思って聞いてみると、お湯の温度やカッ…続きを読む
 
しごとというものはまた、いやというほどこちらの弱点をあばき出すものだ
神谷美恵子
 何度か紹介したことがある、ハンセン病患者のために生涯を捧げた精神科医であり随筆家の神谷美恵子の言葉である。『美人の日本語』の著者、山下景子が集めた言葉集『しあわせの言の葉』の中で見つけた。 何かに一生懸命になればなるほど、己の至らなさや無力さを思い知る。 神谷美恵子が言うように、そのことをいちばん痛感するのは仕事だろう。 知れば知るほど、やればやるほど、未熟な自分自身に腹立たしささえ覚えてくる。 もちろん、手応えや自信につながる何かを手にすることは確かにあるのだけれど・・・。  仕事だけではない。恋愛や親子関係、友人、知人などの人間関係だってそう。 一生懸命に向き合うからこそ、ぶつかり合ったり、一方通行で切ない思いをしたりして、自分の弱さを目の当たりにする。 美点を生か…続きを読む
 
人は自分が幸福であることを知らないから不幸なのである
ドストエフスキー
 ロシアの文豪、フョードル・ドストエフスキーの言葉だ。賭博癖と浪費癖のあったドストエフスキーは、お金が入るとギャンブルで使い果たし、常に借金を抱えていたという。バルザックと並んで借金まみれの大作家としても有名である。代表作『罪と罰』は、借金で首が回らなくなり、落ちるところまで落ちたときに生まれた作品だというのだから面白い。 幸、不幸は心持ち次第。 同じ状況におかれても、幸せと感じる人もいれば、不幸と感じる人もいる。 性格の問題もあるだろう。 けれど、それだけでかたづけてしまうのも、いかがなものか。 空を仰いで胸一杯に深呼吸する心地よさ。 道ばたに咲く可憐な花を見つけたときの喜び。 炊きたてのご飯をほおばる至福のとき。 「おはよう」「おやすみなさい」と言える相手がいることの…続きを読む
 
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