日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし
松浦静山
 肥前国第9代平戸藩主、松浦清の言葉。正確に言えば、47歳で家督を息子に譲った後、松浦静山の名で執筆した随筆集『甲子夜話』の中の一節である。 東北楽天ゴールデンイーグルスの名誉監督、野村克也氏の座右の銘として話題になった。 勝負は時の運とはいうものの、ひとつだけはっきり言えることがある。 偶然に勝つことはあっても、偶然に負けることはない。 失敗の裏には、必ず落ち度があるはずなのだ。「たまたま運がよかった」というのも、もしかすると、運を味方につけるような努力をしていたのかもしれないし、知らないうちに徳を積んでいたのかもしれない。 だとしたら、運の善し悪しを決めるのは、日々の過ごし方の如何によるのだろう。 勝った負けたで一喜一憂する必要はない。 そこから何を学びとるのかが問題…続きを読む
 
もし互いに注ぐ愛情が等量でありえないのなら、愛情量が多い方に私はなりたい
W・H・オーデン
 アメリカに帰化したイギリスの詩人、W・H・オーデンの詩の一節である。村上春樹が翻訳した『恋しくて』の中の短篇「愛し合う二人に代わって」に出てくる。社会問題を扱い、「30年代詩人」としてブームを巻き起こしたオーデンの熱は、戦後日本の文学青年たちにも飛び火した。 愛情はときに偏り、独りよがりに歩き出してしまうことがある。 愛情が主張しはじめたら要注意。 やがて、与えた愛情のぶんだけ見返りを期待してしまうから。 一人歩きし始めた愛情は、自己愛にすぎないのだ。 愛情を注げば注ぐほど見返りを期待してしまうのは、注いだぶんだけ、こちらの愛情がからっぽになってしまうことを恐れているからだろうか。 けれど、本当の愛情というものは、こんこんと湧き出る泉のように枯れはしない。 体の奥底から…続きを読む
 
人間が平等であるなんて幻想である。平等なんて気持ち悪い。退屈である
佐野洋子
 ヨーコさんの登場である。辛口なトークが小気味よく、絵本はもとより、彼女のエッセイファンは多い。辛辣な言葉の中にも愛を感じさせるのは、彼女自身が愛の塊だからか…。そんなことを言ったら、あの世から石を投げつけられそうで恐ろしい。それでもやっぱり、彼女の描く絵や文章は、生死を超えた神の愛に満ちあふれているように思う。(石は投げないでね、ヨーコさん)著書『ふつうがえらい』から抜粋した。 想像してみてほしい。 世界中の木が、みんな桜だったら。 世界中の花が、みんな薔薇だったら。 クリノキでもタンポポでもいい、世界中の植物がみんな、等しく同じだったら・・・。 虫も鳥も獣もそう。 石っころだってそうだ。 それに、街中ですれちがう人が、みんな同じ服を着て、同じ靴を履いて、同じバッグをも…続きを読む
 
平等に与えられた時間をどう使うかが、あらゆる差を生むことになる
中田宏
 以前にも紹介した、前横浜市長の中田宏氏の言葉をまたもうひとつ。 著書『中田主義』には中田氏のフィロソフィーがぎっしり詰まっている。 当たり前のことを当たり前として終わらせるのではなく、じっくりと考察し、自分なりに納得しながら実行に移していく彼の姿を見倣いたい。 本田宗一郎も同じことを言っている。「時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ」と。 使い古された言葉だと思うなかれ。 この使い古された、当たり前のことこそ、真に理解している人は少ないのではないか。 中田氏も、きっとそう思ったのだろう。この一節に添えた言葉を噛みしめてほしい。「金がある、ない。 能力がある、ない。 そんな差を生み…続きを読む
 
大切なのは、どれだけ多くのことをしたかではなく、どれだけ心(愛)を込めたかです
マザー・テレサ
 ノーベル平和賞を受賞したマザー・テレサの言葉だ。生涯を救済活動にささげ、万人に尊厳ある死を与えたいと路上生活者たちの看取りの場として開設された「死を待つ人の家」には、マザーの精神に少しでも触れたいと、毎日10〜50人ほどのボランティアが集まるという。 多くの場合、人は生きているという実感を手に入れたいと思うし、存在価値を見出したいとも思う。 マザー・テレサも言っている。「この世で最大の不幸は、自分が誰からも必要とされていないと感じること」だと。 しかし、必要とされんがために、あっちにもこっちにもいい顔をしていたら、軸はぶれ、自信も薄れて生きていくことが辛くなる。 そんなときは、ひとつひとつのことをていねいに、心を込めてやってみるといい。 お茶を入れるときも、茶碗を洗うと…続きを読む
 
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