日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言集・名言集】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用するメッセージがこめられています。

それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした彼らの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。この格言集は、古今東西の格言・名言をご紹介する不定期コラム。

みなさんの“心の栄養”として、時折ご覧いただければ幸いです。

 

Kakugen

人々の運命には満ち潮と干き潮がある。この潮勢を機敏にとらえる者のみ、よく幸福の彼岸に達する
シェイクスピア
 古典文学の帝王、シェイクスピアの作品には真理がちりばめられている。 彼が生きた16世紀、17世紀の人間ドラマが克明に描き出されているであろう作品群は、21世紀の今をもってしてもまったく色あせることはない。それどころか、いきおい今の乱世にこそふさわしいのではないかと思わせる。 人間とは、かくも変化に乏しい生き物なのか。文明が急速に発展すればするほど、それとは意に反して人類は逆行しているように見えるのは気のせいか。 人間はロボットではない。 動植物と同じ、自然界に存在する一生物である。 違うのは、思考し、想像する脳を持っているということ。 それ以外にもいろいろあるかもしれない。 とはいえ、一生物であることは変わらない。 生物の起源をたどれば大海に行き着く。 大海の一滴、一滴…続きを読む
 
その思想がたとえ高潔なものであっても、人間の最終目標は思想ではなく行動である
トーマス・カーライル
 トーマス・カーライルは以前にも紹介したことがある。イギリスの歴史家であり評論家の彼が後生に伝え残した言葉は数多く、時代を経てもなお色あせることはない。 評論家であったカーライルこそ、思想のかたまりだったはずである。だからこそ、この言葉が浮き上がってくるのだ。 ある人が言った。「人生は学び以上に行動が大切だ」と。 この言葉に補足しよう。「人生は学びと行動の連続である」と。 生きていると実感できるのは、何かに心動かされたり、自ら動いて事をなしたりするときだろう。 食事をしたり、服を着替えたり、トイレに行くというあたりまえのことが自分でできることほど幸せなことはない。病気になって動けなくなったとき、普段できているはずのことができなくなって、ようやくそのことに気づく。 大病を患…続きを読む
 
困難だから、やろうとしないのではない。やろうとしないから、困難なのだ
セネカ
 ユリウス・クラウディウス朝時代のローマ帝国に生きたルキウス・アンナエウス・セネカ。政治家であり哲学者であり、また詩人でもあった彼の言葉である。著書『人生の短さについて』はよく知られているし、哲学者の金言が好きな人ならこの言葉は馴染みがあるかもしれない。 人は概して言い訳をする生き物である。「いや、自分は言い訳なんてしないよ」という人だって、その実わかったものじゃない。 村上春樹も言っているように、しようと思えばトラック一杯分ほどの言い訳なんて誰にでもある。 困難そうに見えることなら、なおさらだろう。 しかし、なにも行動しないうちから困難と決めつけてしまうのはいかがなものか。 それはもう、どんなに簡単なことですら困難なものに成り果ててしまう。 もちろん、経験のないことに不…続きを読む
 
神にも人にも歓迎されるのは、自立している人である
ラルフ・ウォルドー・エマソン
 またまたエマソンの言葉を紹介する。ちょっと前にエマソンを登場させたばかりだから気が引けたのだが、良い言葉ばかりだし、頭の中の引き出しの手前の方にあったものだから、まだ新鮮かと思い取り上げた。 「自立」という言葉が声高らかに叫ばれるようになって久しい。 経済的な自立、生活面での自立、そして精神的な自立と、自立にもいろいろあるが、どれひとつとして切り離すことはできない。  とくに精神的な自立は、それ以外の自立に大きく影響することは確かだろう。 エマソンの言う「神にも人にも歓迎される自立」というのも、精神の安定を意味する。「幸運をつかむ秘訣は、自分が喜びを感じていることである」といい、「不満をもつのは、自己信頼が足りず意志が弱いということだ」と喝破する。 つまり、自分自身が本…続きを読む
 
大勢といるときは一人でいるように、一人でいるときは大勢といるように
吉本隆明
 思想家であり作家であった吉本隆明の言葉……だったと思う。 娘である作家のよしもとばななが、子供の頃に父の隆明からそう言われたということを何かの本で読んだことがある。あれは何の本だったろう。心のひだにひっかかっていた。 これぞまさに「市中の山居」。 たとえ市中の人混みにいようと、山の中でひとり心静かにいるような心持ちでいられたら、怖いものなど何もない。 不思議なもので、人というのは雑踏の中でこそ孤独を感じやすい。 一人きりでいるときに感じる孤独よりも、はるかに深く。「孤独は山になく、街にある」と言ったのは哲学者の三木清だった。そして「孤独は一人の人間にあるのではなく、大勢の人間の『間』にあるのだ」とも。孤独と向き合うことは、自分自身と向き合うこと。孤独を味わえる人は、本当…続きを読む
 
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