日本人として覚えておきたい ちからのある言葉【格言・名言】
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偉人たちの言葉には、いつの時代にも通用する普遍性があります。それぞれの時代を懸命に生き、一事をなした人たちの一言だからこそ、今もなお私たちの心を揺さぶり続けるのです。

“心の栄養”として、活用してください。

Kakugen

何もかも自然に逆らわないようにしたときに、おのずからなる人生道路があるように思います
立花大亀
 大徳寺塔頭徳禅寺長老、立花大亀老師の言葉である。以前にも紹介したが、「あんたのおかげで物ばかりのいやな日本になってしまった。なんとかしてくれ」と松下幸之助に苦言を呈したことで、あの松下政経塾ができたことはご存じだろうか。 なぜ人は自然に逆らおうとするのだろう。 人間も自然の一部と知りながら…。 人の一生を考えると、それもあらかじめ仕組まれたことなのかもしれないとつくづく思う。 自然のままで生まれた赤ん坊が、成長するにつれ、自分以外の「他」を知っていく。 というより、他を知ることで、成長が促されてゆくのだ。 幼年期、青年期、中年期と過ぎ、老年期に入る頃、人はまた自然へと回帰する。 成長の途中で山や谷に翻弄され、道に迷いながらも遅かれ早かれ目的地へとたどり着く。 そうなるよ…続きを読む
 
今今と今という間に今ぞ無く 今という間に今ぞ過ぎゆく
道歌
 道歌とは、道徳的な教えをわかりやすく歌に詠んだものである。 道徳的というと、いかにも正しい道という感もいなめないではないが、この歌のように禅語をにおわせるものも数多くあって、知らず首を縦に振ってしまう。 歌になっている分、かたくるしさも少し和らぐのもいい。「而今」と書いて「じこん」と読む。「いま・ここ」である。 今この瞬間を生きることの大切さは、何度も伝えてきたし、昨今では合い言葉のようになっている。 しかし、本当の「今」って? 今と思っている今はもう、瞬時に過ぎ去ってしまっているのに…。 なんてことを考えていたら、この言葉にばったり出会った。 天からのお告げか…。「あんた、もうかなり『今』は過ぎてまっせ。ほれ! 今の今も! しょうもないことばっかり考えんと、ええかげん…続きを読む
 
日の差す方角ばかり探している人に、虹は見えないのです
倉嶋厚
 お天気キャスターであり気象エッセイストであった倉嶋厚氏の言葉である。某新聞で見つけた。背後から射し込む光が、前方の雨粒に反射する虹の原理を説いたときの言葉だそうだ。 かの人は、数日前に虹の向こうの世界へ旅立ったという。享年93歳であった。 この言葉に出会った、まさにその日の夕刻。 西の空に沈む太陽を背に、ビル群の頭上にかかる虹を見た。 光りはあれど、虹と出会えるのはタイミング。 幸運が舞い降りるときというのも、そんなものかもしれない。 九州の五島列島を舞台にした、若い書道家の挫折と成長を描いたマンガ『ばらかもん』(ヨシノサツキ著)に、こんなシーンがある。 もがき苦しみながら書の道を歩む青年が、何度もチャレンジするものの、目標とする賞を取れない自分に自信をなくし、その道を…続きを読む
 
想像できることは、すべて現実なのだ
パブロ・ピカソ
 その名を知らぬ者はいないだろう。現代アートの巨匠、パブロ・ピカソの言葉である。 ジョルジュ・ブラックとともにキュビズムの創始者であり、作品は一目見ただけでピカソのものだとわかるほど独創的な個性を放つ。 ピカソの作品というより、作品そのものがピカソ本人であるように、一般人には理解しかねる波瀾万丈の生涯を送ったピカソらしい言葉だ。 想像したことは現実になる。 これほど確かなものはないだろう。 今では当たり前のように言われている、引き寄せの法則である。 ある調査によると、潜在意識の世界は時間が逆に流れているのだという。 潜在意識には未来も現在もなく、時間も空間もない。 だから、日々更新しているのだと。 潜在意識はくり返しのリズムに影響されるため、良くも悪くも、くり返される言葉…続きを読む
 
人間は選択して決意した瞬間に飛躍する
キルケゴール
 デンマークの哲学者、キルケゴールの言葉である。 キルケゴールと言えば、実存主義の創始者、その先駆け的存在で知られている。 観念論者であるヘーゲルへのアンチテーゼとして打ち立てた思想は、いくぶんネガティブ感を漂わせてはいるものの、人間の内に潜む本質は、なるほどそうかもしれないと思わせる。 決断するときというのは、何かを断ち切るときでもある。 これまでの考え方、これまでのやり方など、「これまで」と決別し、「これから」を作り上げていくということ。  つまり、決断とは、前進することでもある。 日々の小さな決断から、人生の分岐点での大きな決断など、すべてが前向きな決断ではないにしろ、何かを断ち切って決めたことをしようとする姿においては、すべて前進していると言ってもいい。 一瞬一瞬…続きを読む
 
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