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No.8

「絆」
そばにあなたがいてくれたから

Contents

「絆」って何だろう。
 他の人に取って代わることのできない関係、その人でなければダメだという強い関係。それが絆ではないだろうか。
 絆と呼べるほどになった関係は強い。相手のためなら、どんな労力もいとわない。が、当人はそれを犠牲とは感じないのだろう。
 
 それでは絆は、特別な人にだけ与えられたものなのだろうか。
 いいえ!
 人は「今」が安定していると、自分中心に物事を考えるようになる。そのため、支えてくれる人の存在をすっかり忘れしまうのだ。「今の自分があるのは、自分の努力だけの賜物」と言う人さえもいる。そうやって、それぞれがすっかり自分のことしか考えなくなった結果、淡泊な関係があふれる現代になってしまったのでは、と私は思う。
 だからこそ、気づいて欲しい。どんな人も「今の自分があるのは、いろいろな人の支えがあったからこそ」ということに。
 
 この特集「絆」を読んでいただき、多くの人たちが忘れかけている尊い人とのつながりや支えを思い出すきっかけとなったらと願う。
「あ、こんなふうに助けてくれた人、自分にもいたなあ。今はどうしているのかな」
「そうか。今思うと、あの時あの人が助けてくれたから今の自分があるんだ」
 と、自分を支えてくれる人がいることに気づいて欲しい。
 
 この特集では、無数に存在する絆の中から六つの絆を取りあげ、ご紹介する。本誌にゆかりのある方々の絆、父への想いを綴ったエッセイを含めた全二十ページの記事を読んでいただき、ぜひとも、あなた自信の絆を呼び起こして欲しい。

●企画・構成・取材・文・制作/
 池田 和香子・都竹 富美枝・加瀬 杏子・髙久 多美男
●写真/小池 富雄・渡辺 幸宏

 

● fooga No.8 【フーガ 2002年 9月号】

●A4 約90ページ 一部カラー刷り
●定価/500円(税込)
●月刊
●2002年8月25日発行

 

次号より誌名が「月刊うつのみや」から「月刊フーガ」に変わります

 

おかげさまをもちまして、完売いたしました

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